見たい度推移(赤線は公開日)


暴力的な内容ゆえに論議を呼んだ高見広春の同名ベストセラー小説を映画化。失業率が15パーセントを超えた近未来の日本を舞台に、法の下で殺し合いを強いられる中学生たちのサバイバルを描く。子供を恐れるようになった大人が見せしめのために制定した法律BR法。全国の中学3年の中から無作為に選ばれた1クラスの生徒に殺し合いを強要する、この法の対象になった城岩中学3年B組の生徒が無人島に連行された。3日の制限時間を与えられた彼らは級友を殺すことにためらいを覚えつつ、それぞれ生き残る術を模索する……。原作のブラックユーモアを抑え、不条理な状況に置かれた子供たちのやるせない心情を描出。深作欣二監督ならではの感情的なバイオレンス描写が切迫感を伝え、せつない青春映画の色合いを濃くしている。狂気をはらんだ冷徹な教師にふんするビートたけしの怪演も見もの。興行の成功を受けて、2001年には追加撮影と再編集の施された特別編が公開された。DVDは初公開時版と特別版がある。




