アデル・エグザルコプロス主演「アナーキスト 愛と革命の時代」7月20日公開
2016年6月23日 10:00

[映画.com ニュース]2013年の第66回カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「アデル、ブルーは熱い色」で世界の注目を集めた新鋭アデル・エグザルコプロス主演作「Les Anarchistes(原題)」が、邦題「アナーキスト 愛と革命の時代」として7月20日からシネマカリテで公開される。
19世紀末のパリが舞台。ベル・エポックと呼ばれた華やかな時代の陰で、密かに革命を画策していた無政府主義者(アナーキスト)の女と恋人、そして警察官の愛の三角関係を描く。エグザルコプロスは知性と美貌を併せ持つ女革命家を演じ、警官役で黒沢清監督の海外初進出作「ダゲレオタイプの女」で主演するタハール・ラヒムが共演する。2015年第68回カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品として上映された。
孤児院育ちの警官ジャンは、台頭するパリのアナーキズムを抑え込むため、上官から組織の潜入捜査を命じられ、印刷工に扮し、組織に入り込むことに成功する。リーダーのウジェーヌにも認められ参加したある日の集会で、ウジェーヌの恋人で、死んだ親友の妹ジュディットを紹介され、その魅力に心を奪われる。3人それぞれの思惑が交錯する中、事態は思わぬ方向へ進んでいく。
「アナーキスト 愛と革命の時代」は、7月20日から新宿シネマカリテ「カリコレ2016」で公開。
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