劇場公開日 2018年2月1日 PROMOTION

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スリー・ビルボード : 特集

2018年1月29日更新

GG賞を制したオスカー有力作がノミネート直後《映画の日》に公開
全観客の胸をえぐる「ただ者ならぬ空気感」と「圧倒的な映画の極み」
この超壮絶なドラマを“その目で”確かめるための準備は整った!

写真からも伝わってくるただならぬ気配……俳優・脚本・演出、すべてが桁違いの精度!
写真からも伝わってくるただならぬ気配……俳優・脚本・演出、すべてが桁違いの精度!

第75回ゴールデングローブ賞で最多となる4冠に輝いた「スリー・ビルボード」が、オスカーノミネートの興奮冷めやらぬ2月1日、最高のタイミングでベールを脱ぐ。娘が殺されて7カ月……失意のなか、母親がとった衝撃の行動とは? 彼女が選んだ“孤独な戦い”が、町の住民へ、そして私たち観客へと伝ぱし、価値観を根底から揺さぶる。壮絶で骨太、だがその神髄は限りなく純粋な信念と愛……。見る者をなぎ倒すほどのパワーに満ちた圧巻のクライム・サスペンスに、心を震わせていただきたい。


本作を評価するのはアカデミー賞ではない──《映画ファン》だ
全世界を席巻する超重厚作品の実力を自分の目で確かめてほしい

オスカー女優フランシス・マクドーマンドをはじめ、超演技派の実力派キャストが集結
オスカー女優フランシス・マクドーマンドをはじめ、超演技派の実力派キャストが集結

現在までに、60以上の受賞・150超えのノミネートを記録(IMDbより)し、米批評サイト「Rotten Tomatoes」でも93%の高評価をたたき出した本作は、正真正銘今年を代表する1本。3月4日(現地時間)に迫ったアカデミー賞授賞式でも華々しい成果が期待されるなか、配給会社の意向で他の候補作に先んじての日本公開が決定した。フランシス・マクドーマンド、ウッディ・ハレルソン、サム・ロックウェルら実力派が顔をそろえた話題作の“真価”を、アカデミー賞ではなくあなた自身の目で判断してほしい。

周囲からの反発に屈することなく、娘のために戦い続ける母の姿が見る者を打ちのめす
周囲からの反発に屈することなく、娘のために戦い続ける母の姿が見る者を打ちのめす

例年、オスカー関連作の日本公開は授賞式後が常だった。だが、本作の配給会社20世紀FOXは、異例の早期公開に踏み切った。同社が映画.comに語ったところによれば、「楽しみにしている日本のファンに、一刻も早く届けたいから」とのこと。配給と観客、双方の熱意が“通例”を覆したのだ。

ゴールデングローブ賞をはじめ、世界の映画賞を席巻! オスカーももはや射程圏内だ
ゴールデングローブ賞をはじめ、世界の映画賞を席巻! オスカーももはや射程圏内だ

トロント国際映画祭では観客賞、“世界3大映画祭”の1つ・ベネチア国際映画祭では脚本賞、ハリウッド外国人記者クラブが選ぶゴールデングローブ賞では最多4冠を獲得。映画人だけでなく、記者、観客からも厚く支持されているのは、本作に誰しもの心に刺さる“普遍性”があるからだ。

被害者の母親、事件を担当した警察署長と部下……3者の人間模様が、物語を引っ張る
被害者の母親、事件を担当した警察署長と部下……3者の人間模様が、物語を引っ張る
マクドーマンド、ハレルソン、ロックウェルというメインの3人が全員オスカー候補に!
マクドーマンド、ハレルソン、ロックウェルというメインの3人が全員オスカー候補に!

1月23日に発表された第90回アカデミー賞のノミネートでは、作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、編集賞の6部門で7ノミネートを達成! 助演男優賞はハレルソンとロックウェルが異例のWノミネートとなった。第24回全米俳優組合賞では最多3冠をもぎ取り、勢いが止まらない。

ミルドレッド(マクドーマンド)とディクソン(ロックウェル)のドラマも重要なキー
ミルドレッド(マクドーマンド)とディクソン(ロックウェル)のドラマも重要なキー

本作の公開日にもご注目。2月1日、つまり、映画を通常料金よりも安く楽しめる“ファーストデー”だ。これも、「ハードルを下げることで、より多くの人々に劇場に足を運んでほしい」という配給会社の粋な計らいによるものだ。かくして、本作を見るための“最高の環境”がそろった。


見た者はこぞって嫉妬し、例外なく心の奥底をつかまれる
一度ならず、二度までもその衝撃を求めた映画のプロたちが“極み”を語る

娘を殺害した犯人は、7カ月間も野放し……母の無念が晴らされる日は訪れるのだろうか
娘を殺害した犯人は、7カ月間も野放し……母の無念が晴らされる日は訪れるのだろうか

本作をいち早く鑑賞した映画関係者の中でも絶賛が相次ぎ、試写会は連日大盛況。通常であれば、マスコミ向けの試写会はおおよそ上映の30分前から受付を開始するが、本作は30分前“時点”で満席となるほどの支持率だ。そんな状況ながら作品の魅力に取り付かれ、長蛇の列に並んでまで2度も本作を鑑賞した映画評論家・ライターが集結。リピーターになるほど、彼らが入れあげる理由は何なのか? 同じく本作に魅了された映画.com編集部と共に、彼らの生の声をお届けする。

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主人公に扮したオスカー女優マクドーマンドの演技は、まさに別次元。娘を亡くした喪失感や悔恨、他者への攻撃性に隠された果てしない孤独……一言では言い表せない感情を、見事に演じきった。警察署長役のハレルソンは抑制のきいた演技で根幹を支え、部下を演じたロックウェルは暴力性をたぎらせて緊迫感を付加。3者が織り成す“黄金三角形”に、あなたも心をわしづかみにされるはずだ。

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本作のメガホンをとったマーティン・マクドナーは、脚本家として演劇界で幾多の賞に輝いた才人。映画監督としても、デビュー作となる短編「Six Shooter(原題)」でいきなりオスカーを受賞した。本作では、“業(ごう)”や“赦(ゆる)し”といった深遠なテーマを、他を寄せ付けないパワフルな筆致で描いている。本作に強くひきつけられているライターは、脚本のどの部分を評価しているのか?

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娘を殺された母親が選んだのは、道路沿いの看板に怒りのメッセージを掲載することだった。一見すれば突飛な設定だが、本作で描かれているのは、私たちの誰しもに起こりうる“可能性”、そして前に進もうと懸命にもがくありのままの“人間”の姿だ。誰も思いつかなかった設定ながら、誰もが共感し、突き動かされる……私たちに眠る“生の感情”を照らし出す本作を、映画のプロも絶賛!

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