全米映画ランキング : 2023年1月20日~2023年1月22日

全米映画ランキング:2023年1月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年1月20日~2023年1月22日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アバター ウェイ・オブ・ウォーター 6 19,685,000 597,961,353
2 3 長ぐつをはいたネコと9つの命 5 11,500,000 126,460,470
3 2 M3GAN ミーガン

M3GAN
「M3GAN ミーガン」

Universal
(東宝東和)

3 9,800,000 73,287,510
4 search #サーチ2

Missing
「search #サーチ2」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 9,300,000 9,300,000
5 4 オットーという男

A Man Called Otto
「オットーという男」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 9,000,000 35,346,249
6 5 ロスト・フライト

Plane
「ロスト・フライト」

Lionsgate
(ポニーキャニオン)

2 5,250,000 19,457,616
7 6 House Party

House Party

Warner Bros.

2 1,775,000 7,185,508
8 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 1 1,459,515 1,459,515
9 7 ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 11 1,397,000 451,877,752
10 8 ザ・ホエール

The Whale
「ザ・ホエール」

A24
(キノフィルムズ)

7 1,281,249 13,191,971

劇場版「転スラ」全米映画ランキングで8位に初登場!

北米映画市場は、1月末に近付き、冬休みの興行面での盛り上がりは落ち着き始めています。市場全体の累計興行収入は、1カ月ぶりに1億ドルを下回ったものの、週末3日間の累計興収は、前年同期の2倍近くになりました。6週連続で首位に立った、20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、週末3日間で興収1960万ドルを記録。全世界での累計興収は20億ドルを超えています。

ユニバーサルのアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」は、先週の3位から2位に返り咲き、週末3日間で興収1150万ドルをあげました。2022年12月21日に公開された同作は、オープニング興収1240万ドルでスタートして以来、好調ぶりをキープ。累計興収は1億2640万ドルに達し、22年に公開されたアニメ作品のなかで、「バズ・ライトイヤー」(累計興収1億1830万ドル)を抜いて2位となっています(なお、1位は累計興収3億6960万ドルの「ミニオンズ フィーバー」)。

4位に初登場したのは、ソニーのスリラー「Missing(原題)」。同作は、「search サーチ」(18)のパソコン画面を通して全てが語られる「スクリーンライフ」形式を引き継ぐ続編で、失踪した母親の謎を解く少女の物語です。前作に続き、ティムール・ベクマンベトフ(「エジソンズ・ゲーム」)が製作を担当。週末3日間のオープニング興収は910万ドルで、前作を超える好成績となりました。

8位には、ソニーのアニメ専門ストリーミングサービス「クランチロール」が配給した日本のアニメ「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」がランクインしました。同作は、伏瀬氏の人気ライトノベルを原作とする異世界ファンタジーアニメの劇場版。平凡なサラリーマンからスライムに異世界転生して魔物たちの国「魔国連邦」(テンペスト)を築き上げたリムル=テンペストの新たな戦いを描いています。菊地康仁(「劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ」)が監督を務め、週末3日間で興収140万ドルを記録しました。

2023年1月23日更新 Dan Knighton

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