全米映画ランキング : 2022年9月2日~2022年9月5日

全米映画ランキング:2022年9月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年9月2日~2022年9月5日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 4 トップガン マーヴェリック

Top Gun: Maverick
「トップガン マーヴェリック」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

15 7,900,000 701,229,744
2 2 ブレット・トレイン

Bullet Train
「ブレット・トレイン」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 7,335,000 87,867,558
3 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION 1 6,550,000 811,343,000
4 6 DC がんばれ!スーパーペット

DC League of Super-Pets
「DC がんばれ!スーパーペット」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 6,365,000 81,721,058
5 1 デ・ヴィル家への招待状 2 6,000,000 15,044,963
6 3 ビースト

Beast
「ビースト」

Universal
(東宝東和)

3 4,940,000 26,719,575
7 8 ミニオンズ フィーバー 10 4,510,000 360,247,065
8 ジョーズ

Jaws
「ジョーズ」

Universal
(CIC)

1 3,320,000 267,244,000
9 9 ソー ラブ&サンダー 9 3,160,000 340,676,296
10 10 ザリガニの鳴くところ

Where the Crawdads Sing
「ザリガニの鳴くところ」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

8 2,725,000 85,715,398

「トップガン マーヴェリック」15週目で首位に返り咲き! 3位は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」“もっと楽しいバージョン”

9月初週の北米映画市場は、9月5日のレイバー・デイ(労働者の日)を含む連休にも関わらず、かなりの苦戦を強いられました。祝日を除いた週末3日間の興行収入は、先週を上回りましたが、週末3日間のトップ10の累計興収5200万ドルは、2021年のレイバー・デイに公開された「シャン・チー テン・リングスの伝説」の週末3日間の興収7100万ドルにさえ及びませんでした。

公開からまもなく4カ月が経とうとしている15週目に入ってもなお、絶好調の興行を続けているパラマウントの「トップガン マーヴェリック」は、先週の4位から、首位に返り咲きました。トム・クルーズ主演のスカイアクションである同作は、再び上映館数を増やしました。週末と祝日を含む4日間で興収790万ドルを売り上げ、累計興収は7億100万ドルを突破し、全米歴代興収ランキングで「ブラックパンサー」(7億42万ドル)を抜き、歴代5位となりました。

公開から5週目を迎えた、ソニーのブラッド・ピット主演のアクション「ブレット・トレイン」は、2位をキープ。上映館は「トップガン マーヴェリック」をわずかに上回っていますが、週末と祝日を含む4日間の興収は730万ドルで、僅差で追いかける形となりました。上位2作品の祝日を除く週末3日間の興収は、前週を上回る結果となりました。

連休に新作の公開がないため、映画業界は、映画館での上映作品を追加供給する必要がありました。そこでソニーは、第94回アカデミー賞の視覚効果賞にもノミネートされた、トム・ホランド主演の大ヒット作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を、11分のカットされたシーンを含む「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION」として上映。3位にランクインし、週末と祝日を含む4日間で興収650万ドルを上げました。一方、ユニバーサルは、第48回アカデミー賞の3部門で受賞したスティーブン・スピルバーグ監督作「ジョーズ」をIMAX&3Dで上映。8位に入り、週末と祝日を含む4日間で興収330万ドルを記録しました。

2022年9月6日更新 Dan Knighton

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