全米映画ランキング : 2022年9月9日~2022年9月11日

全米映画ランキング:2022年9月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年9月9日~2022年9月11日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 バーバリアン

Barbarian
「バーバリアン」

20th Century Studios

1 10,000,000 10,000,000
2 ブラフマーストラ 1 4,400,000 4,400,000
3 2 ブレット・トレイン

Bullet Train
「ブレット・トレイン」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

7 3,250,000 92,543,738
4 1 トップガン マーヴェリック

Top Gun: Maverick
「トップガン マーヴェリック」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

17 3,170,000 706,000,000
5 2 DC がんばれ!スーパーペット

DC League of Super-Pets
「DC がんばれ!スーパーペット」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 2,835,000 85,421,285
6 5 デ・ヴィル家への招待状 4 2,620,000 18,845,563
7 Lifemark

Lifemark

Fathom Events

1 2,215,633 2,215,633
8 6 ビースト

Beast
「ビースト」

Universal
(東宝東和)

5 1,800,000 29,375,780
9 7 ミニオンズ フィーバー 12 1,650,000 362,000,000
10 3 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION 2 1,300,000 813,000,000

ディズニーのインド映画、史上初の2位に! 1位はビル・スカルスガルド出演ホラー【全米映画ランキング】

9月2週目の週末北米映画市場は、興行収入が1月以来の低水準となり、2022年で2番目に低い金額となりました。週末3日間の興収ランキングでは、20世紀スタジオのホラー「Barbarian(原題)」が首位を獲得。一夜を過ごす民泊で、ある恐ろしい事実を知る女性の物語で、ジョージナ・キャンベル(ドラマ「ブラック・ミラー」)、ビル・スカルスガルド(「IT イット THE END “それ“が見えたら、終わり。」)、ジャスティン・ロング(「ダイ・ハード4.0」)が共演。スカルスガルドのほか、アーノン・ミルチャン(「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」)と、マイケル・シェイファー(「オデッセイ」)がプロデュースを担当しています。週末3日間で、興収1000万ドルを記録しました。

ディズニーの「Brahmastra Part One: Shiva(原題)」は、インド映画として初めて全米興行ランキング2位にランクインするという、歴史的な快挙を達成しました。なお、3月には同じくインド映画の「RRR」が3位に入っています。「Brahmastra Part One: Shiva(原題)」は、不思議な力を持つDJが宇宙を守るために冒険するファンタジー映画で、「PK」「SANJU サンジュ」のランビール・カプールと、「ガリーボーイ」「RRR」のアーリアー・バットが共演。週末3日間の興収は440万ドルで、インド映画としては歴代4位のオープニング成績となりました。810館の限定公開にも関わらず、1館あたりの平均興収が5000ドルを超え、この週末で最も高い金額となりました。

ソニーのホラー「The Invitation」は、6位にランクダウン。上映館をわずかに拡大し、興収260万ドルをあげました。アメリカの大手映画館チェーンが揃って出資するイベント上映専門配給会社Fathom Eventsは、アレックス・ケンドリック(「赦しのちから」)が主演する、養子が実の親と対面する姿を描くドラマ「Lifemark」を公開。7位に入り、週末3日間で興収220万ドルを記録しました。

2022年9月12日更新 Dan Knighton

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