全米映画ランキング : 2019年11月8日~2019年11月10日

全米映画ランキング:2019年11月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年11月8日~2019年11月10日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ミッドウェイ

Midway
「ミッドウェイ」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

1 17,500,000 17,500,000
2 ドクター・スリープ

Doctor Sleep
「ドクター・スリープ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 14,100,000 14,100,000
3 ファイティング・with・ファイア 1 12,800,000 12,800,000
4 ラスト・クリスマス 1 11,600,000 11,600,000
5 1 ターミネーター ニュー・フェイト 2 10,800,000 48,457,130
6 2 ジョーカー

Joker
「ジョーカー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 9,200,000 313,491,507
7 3 マレフィセント2 4 8,002,000 97,301,901
8 4 ハリエット

Harriet
「ハリエット」

Focus Features
(パルコ)

2 7,230,000 23,463,140
9 6 ゾンビランド ダブルタップ

Zombieland: Double Tap
「ゾンビランド ダブルタップ」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 4,315,000 66,655,483
10 5 アダムス・ファミリー

The Addams Family
「アダムス・ファミリー」

United Artists Releasing
(パルコ)

5 4,184,000 91,451,705

エメリッヒ監督の戦争大作「Midway」がV 「ドクター・スリープ」は2位

4本の新作が上位を独占した先週末の全米ボックスオフィス。約1750万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たしたのは、11月11日の退役軍人の日に合わせて公開された戦争大作「Midway」だった。

同作は「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が太平洋戦争の重大な転機となったミッドウェー海戦をオールスターキャストで描いた作品。米軍側キャストにエド・スクレイン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エバンス、アーロン・エッカート、デニス・クエイド、ウッディ・ハレルソン。日本軍側は豊川悦司(=山本五十六大将)、國村隼(=南雲忠一中将)、浅野忠信(=山口多聞少将)らが出演した。エメリッヒ作品らしく批評家受けは良くなかったが、業界の予想を覆しての首位デビューとなった。

約1400万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、スティーブン・キング原作のホラー「ドクター・スリープ」。スタンリー・キューブリック監督が1980年に映画化した「シャイニング」の約40年ぶりとなる続編。前作で狂った父親に殺されかけながらも生き残り大人になったダニーの新たな戦いが描かれる。出演はユアン・マクレガー、レベッカ・ファーガソン、ジェイコブ・トレンブレイ、クリフ・カーティス、ブルース・グリーンウッド。監督・脚本は「オキュラス 怨霊鏡」「ジェラルドのゲーム」のマイク・フラナガン 。

その他、初登場3位にはジョン・シナ、キーガン=マイケル・キー、ジョン・レグイザモ共演で消防士と子どもたちの交流を描いたコメディ「Playing with Fire」、同じく初登場4位にはポール・フェイグ監督&エマ・トンプソン脚本のラブコメ「ラスト・クリスマス」(エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソン出演)が入った。

今週はマット・デイモン&クリスチャン・ベール主演「フォードvsフェラーリ」(ジェームズ・マンゴールド監督)や「チャーリーズ・エンジェル」(クリステン・スチュワート主演)など感謝祭向けの大作が公開となる。

2019年11月11日更新 藤井竜太朗

過去のランキング