全米映画ランキング : 2019年4月19日~2019年4月21日

全米映画ランキング:2019年4月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年4月19日~2019年4月21日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ラ・ヨローナ 泣く女

The Curse of La Llorona
「ラ・ヨローナ 泣く女」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 26,505,000 26,505,000
2 1 シャザム!

Shazam!
「シャザム!」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 17,340,000 121,341,951
3 ブレイクスルー 奇跡の生還 1 11,100,000 14,606,925
4 6 キャプテン・マーベル

Captain Marvel
「キャプテン・マーベル」

Walt Disney
(ディズニー)

7 9,100,000 400,026,133
5 2 リトル 2 8,451,000 29,380,410
6 5 ダンボ

Dumbo
「ダンボ」

Walt Disney
(ディズニー)

4 6,800,000 101,254,910
7 4 ペット・セメタリー

Pet Sematary
「ペット・セメタリー」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 4,850,000 49,583,075
8 9 ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒 2 4,369,756 12,976,997
9 7 アス

Us
「アス」

Universal
(東宝東和)

5 4,264,000 170,445,620
10 3 ヘルボーイ

Hellboy
「ヘルボーイ」

Lionsgate
(REGENTS)

2 3,880,000 19,676,271

「死霊館」シリーズ最新作「ラ・ヨローナ 泣く女」がV

イースターの週末。2本の新作がランクインした全米ボックスオフィスは、「死霊館」シリーズに属するホラー「ラ・ヨローナ 泣く女」が約2700万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

中南米に古くから伝わる怪談を題材に映画化した同作。夫に浮気され嫉妬に狂い、夫が溺愛する息子を川に沈めて溺死させた女の霊「ラ・ヨローナ」が1970年代のロサンゼルスに現れ、ソーシャルワーカーの一家に襲いかかる。出演は「グリーンブック」「シンプル・フェイバー」のリンダ・カーデリニにマデリーン・マックグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス。製作は「死霊館」シリーズのほか「インシディアス」など多くのホラー映画を手がけてきたジェームズ・ワン。メガホンをとったのは「死霊館」第3作の監督も手がけるマイケル・チャベス。

2位は2週連続の首位だった「シャザム!」。先週末は約1700万ドルの興収で累計は約1億2000万ドルに。

そして3位初登場となったのはイースター合わせで公開された実話ベースの宗教ドラマ「Breakthrough」。米ミズーリ州の凍った湖に落ちて「死亡」したと医者に判断された14歳の少年が奇跡的に息を吹き返したという実話を、少年の母親の目線から描いた作品。監督は「THIS IS US 36歳、これから」「ハウス・オブ・カード」など多くのTVシリーズの演出を担当し、「スタートレック ヴォイジャー」などで女優としても活躍するロクサン・ドースン。出演は「THIS IS US 36歳、これから」のクリッシー・メッツにトファー・グレイス、ジョシュ・ルーカス、デニス・ヘイスバートなど。ちなみに今作が20世紀フォックス映画のディズニー傘下での初公開作となる。

4位は6位から順位をあげた「キャプテン・マーベル」。上映終了間際に北米での累計を4億ドルとした。

今週は、オープニング興収新記録の期待がかかるマーベル・スタジオ節目の作品「アベンジャーズ エンドゲーム」が公開となり、サマーシーズン興行に突入する。

2019年4月23日更新 藤井竜太朗

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