全米映画ランキング : 2018年9月28日~2018年9月30日

全米映画ランキング:2018年10月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年9月28日~2018年9月30日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ナイトスクール 1 28,000,000 28,000,000
2 スモールフット

Smallfoot
「スモールフット」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 23,020,000 23,020,000
3 1 ルイスと不思議の時計 2 12,510,000 44,763,225
4 2 シンプル・フェイバー

A Simple Favor
「シンプル・フェイバー」

Lionsgate
(ポニーキャニオン)

3 6,600,000 43,066,808
5 3 死霊館のシスター

The Nun
「死霊館のシスター」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 5,435,000 109,018,048
6 アトラクション 1 5,075,000 5,075,000
7 5 クレイジー・リッチ!

Crazy Rich Asians
「クレイジー・リッチ!」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

7 4,150,000 165,681,775
8 4 ザ・プレデター

The Predator
「ザ・プレデター」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

3 3,700,000 47,634,251
9 6 ホワイト・ボーイ・リック 3 2,385,000 21,714,781
10 7 ライリー・ノース 復讐の女神

Peppermint
「ライリー・ノース 復讐の女神」

STX Entertainment
(プレシディオ)

4 1,770,000 33,526,908

K・ハート&T・ハディッシュ共演のコメディ「Night School」が首位デビュー

3本の新作がランクインした9月最終週の全米ボックスオフィスは、いま全米で最も注目されているコメディエンヌ、ティファニー・ハディッシュとケビン・ハートが共演した「Night School」が約2800万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は、アメリカの高卒認定試験<GED>に合格するために夜間学校に通う生徒らと教師の交流を描いたコメディ。ケビン・ハートや「ネイバーズ」のニコラス・ストーラーが執筆した脚本を「Girls Trip」「ソウルメン」のマルコム・D・リーが監督した。批評家受けは良くなかったが、人気者2人の力でまずまずのスタートとなった。

約2300万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、ワーナー・ブラザース・アニメーションの新作「スモールフット」。人里離れた雪山に住むイエティ(未確認動物の雪男)のミーゴと人間たちの交流を描いたファンタジードラマ。声の出演にチャニング・テイタム(=ミーゴ)のほか、ジェームズ・コーデン、ゼンデイヤ、コモン、ダニー・デビートなど。監督は「森のリトル・ギャング」のキャリー・カークパトリック。

3位は前週首位の「ルイスと不思議の時計」で累計は約4480万ドルに。そして、遊園地のハロウィーン・イベントに遊びに来た若者たちに本物のシリアルキラーが襲いかかるホラー「Hell Fest」は、批評家から酷評されOP興収約500万ドルの6位スタートとなった。

その他、俳優引退宣言をしたロバート・レッドフォード主演の犯罪コメディドラマ「The Old Man & the Gun」が限定5サイトながら圏外31位に。批評家からは高い評価を受けており、拡大公開による今後のチャートアクションに注目だ。

今週末は、本年度の賞レースで注目を集めるブラッドリー・クーパー&レディ・ガガ主演のドラマ「アリー スター誕生」(ブラッドリー・クーパー初監督作)に、「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ「ヴェノム」などが公開となる。

2018年10月2日更新 藤井竜太朗

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