全米映画ランキング : 2018年7月27日~2018年7月29日
全米映画ランキング:2018年7月30日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2018年7月27日~2018年7月29日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Mission: Impossible - Fallout | 1 | 61,500,000 | 61,500,000 | |
2 | 2 | Mamma Mia! Here We Go Again | 2 | 15,000,000 | 70,424,525 | |
3 | 1 | The Equalizer 2 | 2 | 14,000,000 | 64,231,345 | |
4 | 3 | Hotel Transylvania 3: Summer Vacation | 3 | 12,305,000 | 119,228,501 | |
5 | 初 | 1 | 10,510,000 | 10,510,000 | ||
6 | 4 | Ant-Man and the Wasp | 4 | 8,400,000 | 183,124,127 | |
7 | 5 | Incredibles 2 | 7 | 7,157,000 | 572,780,648 | |
8 | 6 | Jurassic World: Fallen Kingdom | 6 | 6,775,000 | 397,553,500 | |
9 | 7 | Skyscraper | 3 | 5,400,000 | 59,149,760 | |
10 | 8 | The First Purge | 4 | 2,230,000 | 65,483,875 |
「ミッション:インポッシブル フォールアウト」がシリーズ新記録でV
7月最終週の全米ボックスオフィス。先週末は2本の新作が封切られ、トム・クルーズ製作・主演の大ヒット・スパイアクション第6弾「ミッション:インポッシブル フォールアウト」がシリーズ新記録となる約6150万ドルのオープニング興収で大ヒットデビューを果たした。
2015年の同時期公開の「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」以来3年ぶりとなる最新作は、「ローグ・ネイション」で倒した<シンジケート>の残党<アポストル(神の使徒)>とイーサン・ハント(クルーズ)率いるIMF工作員らによる壮絶なプルトニウム争奪戦が描かれる。多くの批評家から「シリーズ最高傑作」「今夏最高のブロックバスター」「近年最高のアクション映画」と絶賛されている通りの内容で、ブライアン・デ・パルマ監督によるシリーズ第1作がこじんまりした小品に思えるほどアクション描写はスケールアップし、ドラマの面でもイーサンの弱さや葛藤を余すところなく描いた、文字通りの「集大成」となっている。
「ローグ・ネイション」に続き、シリーズで初めて連続して監督を務めたのはクリストファー・マッカリー。共演はヘンリー・カビル、サイモン・ペッグ、ビング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン、ショーン・ハリス、バネッサ・カービー、ミシェル・モナハン、アンジェラ・バセット。これまでのシリーズ最高興収は第2作「M:I-2」(2000年/約2億1500万ドル)だが、「ファールアウト」はどこまで迫れるか。
2位は前週と同じく「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」。10日間の累計は約7000万ドルに。3位には前週首位だったデンゼル・ワシントン初のシリーズもの「イコライザー2」が続いた。
そして、子ども向け人気アニメ「ティーン・タイタンズ」の劇場版「Teen Titans GO! to the Movies」は、OP興収約1000万ドルとまったく振るわず5位デビューとなった。
今週末はミラ・クニス&ケイト・マッキノン共演によるアクションコメディ「The Spy Who Dumped Me」に、ディズニー製作・配給のファンタジードラマ「プーと大人になった僕」(ユアン・マクレガー主演)などが公開となる。
2018年7月30日更新 藤井竜太朗