全米映画ランキング : 2017年11月10日~2017年11月12日
全米映画ランキング:2017年11月14日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2017年11月10日~2017年11月12日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | Thor: Ragnarok | 2 | 56,600,000 | 211,589,707 | |
2 | 初 | Daddy's Home 2 | 1 | 30,000,000 | 30,000,000 | |
3 | 初 | Murder on the Orient Express | 1 | 28,200,000 | 28,200,000 | |
4 | 2 | A Bad Moms Christmas | 2 | 11,510,000 | 39,873,626 | |
5 | 3 | Jigsaw | 3 | 3,420,000 | 34,354,093 | |
6 | 4 | 4 | 2,070,000 | 45,920,463 | ||
7 | 5 | Geostorm | 4 | 1,545,000 | 31,623,892 | |
8 | 8 | Blade Runner 2049 | 6 | 1,410,000 | 88,001,297 | |
9 | 6 | Happy Death Day | 5 | 1,312,000 | 54,953,605 | |
10 | 初 | Lady Bird | 1 | 1,249,358 | 1,781,438 |
「マイティ・ソー バトルロイヤル」V2 、「オリエント急行殺人事件」は3位
先週末の全米ボックスオフィスは、サンクスギビング向けに2本の大作が公開されたが、前週大ヒットデビューの「マイティ・ソー バトルロイヤル」が2週目ながら約5600万ドルの週末興収を記録し、V2を果たした。
同作の10日間の累計興収は約2億1160万ドル。あっさりと前2作のグロスを上回り、シリーズ最高記録を更新した。
オープニング興収約3000万ドルで2位デビューとなったのは、ウィル・フェレル&マーク・ウォールバーグ共演で、実父VS継父の醜い争いをコミカルに描いたファミリーコメディ「パパVS新しいパパ」の続編「Daddy's Home 2」。今回は2人のそれぞれの父親としてメル・ギブソンとジョン・リスゴーが参加し、サンクスギビング・ホリデーが滅茶苦茶になる。監督は前作同様ショーン・アンダースが担当。
2位と僅差のOP興収約2800万ドルで3位デビューとなったのは、アガサ・クリスティの同名傑作ミステリーを43年ぶりにオールスターキャストで映画化した「オリエント急行殺人事件」。ケネス・ブラナーが名探偵ポワロに扮し、乗客にはジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、デレク・ジャコビに「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のデイジー・リドリーという布陣。ブラナーが監督も務めた。
その他10位には、「フランシス・ハ」のグレタ・ガーウィグの長編監督デビュー作「Lady Bird」が圏外26位からランクイン。ガーウィグの半自伝的青春物語を「つぐない」「ブルックリン」のシアーシャ・ローナン主演で映画化。批評家受けはすこぶる良く、本年度のアカデミー賞レースでも注目を集めそうだ。
今週末は、今年のサンクスギビングの大本命のDCスーパーヒーロー映画「ジャスティス・リーグ」が公開となる。
2017年11月14日更新 藤井竜太朗