国内映画ランキング : 2017年8月26日~2017年8月27日

映画ランキング : 2017年8月28日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2017年8月26日~2017年8月27日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 関ヶ原

関ヶ原

配給:東宝、アスミック・エース

338 1
2 2 怪盗グルーのミニオン大脱走

怪盗グルーのミニオン大脱走

配給:東宝東和

359 6
3 ワンダーウーマン

ワンダーウーマン

配給:ワーナー・ブラザース映画

338 1
4 3 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 298 2
5 5 君の膵臓をたべたい(2017) 319 5
6 1 HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY

HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY

配給:松竹

314 2
7 4 スパイダーマン ホームカミング

スパイダーマン ホームカミング

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

355 3
8 6 劇場版ポケットモンスター キミにきめた! 364 7
9 9 メアリと魔女の花

メアリと魔女の花

配給:東宝

365 8
10 8 銀魂

銀魂

配給:ワーナー・ブラザース映画

334 7

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「関ヶ原」が興収およそ4億円あげV、「ワンダーウーマン」は2.6億円で3位スタート

8月26日~27日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。夏休み最後の週末は、司馬遼太郎の名作小説を岡田准一と役所広司らの共演、原田眞人監督で映画化した「関ヶ原」が、初登場で首位を獲得。全国360スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員31万2431人、興収3億9587万0100円を稼ぎ出した。この成績は、最終興収13.2億円をあげた原田監督「日本のいちばん長い日」(15年)の興収比272.1%、最終興収23.7億円をあげた岡田主演「海賊とよばれた男」(17年)の興収比138.4%となっている。時代劇や原作ファンの40~50代はもちろん、10~20代も多く動員して平日の興行も期待できることから、最終興収30億円が見込める好スタートとなっている。

新作では他に、DCコミックスの女性ヒーローが主役のアクション大作「ワンダーウーマン」が3位に初登場。8月25日から全国596スクリーンで公開され、土日2日間で動員18万2092人、興収2億6651万2000円を記録した。これはDCコミックの単独ヒーロー作品で比較すると、最終興収19.7億円を記録した「ダークナイト ライジング」(12年)の興収比71.6%の成績だが、公開3日間では動員25万7266人、興収3億7024万5700円をあげている。客層は20~60代まで幅広く、カップルや夫婦の姿も多く見られ、女性の比率がこれまでのアメコミ映画に比べると高いことから、まずは興収20億円が狙える好調な出足となった。

2位は「怪盗グルーのミニオン大脱走」がキープ。週末2日間で動員18万7728人、興収2億3103万0300円をあげ、公開6週目までの累計で動員は529万人、興収は62億円を突破した。国内興行で歴代イルミネーション作品史上No.1の興収記録をさらに更新し、70億円を射程圏内に捉えた。

アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」はワンランクダウンの4位に。累計興収25億円を突破した「君の膵臓をたべたい」は5位、同じく30億円を突破した「メアリと魔女の花」は9位をそれぞれキープした。前週首位デビューした「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」は6位に大きく後退している。

2017年8月28日更新 和田隆

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