全米映画ランキング : 2017年4月14日~2017年4月16日
全米映画ランキング:2017年4月17日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2017年4月14日~2017年4月16日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Fast & Furious 8 | 1 | 98,786,705 | 98,786,705 | |
2 | 1 | The Boss Baby | 3 | 16,012,349 | 116,793,579 | |
3 | 2 | Beauty and the Beast | 5 | 13,705,122 | 454,720,873 | |
4 | 3 | Smurfs: The Lost Village | 2 | 6,714,300 | 24,945,059 | |
5 | 4 | Going in Style | 2 | 6,288,402 | 23,318,880 | |
6 | 初 | Gifted | 1 | 3,079,308 | 4,449,330 | |
7 | 8 | Get Out | 8 | 2,985,945 | 167,615,960 | |
8 | 6 | Power Rangers | 4 | 2,814,175 | 80,527,923 | |
9 | 10 | The Case for ChristPure Flix | 2 | 2,758,271 | 8,485,975 | |
10 | 7 | Kong: Skull Island | 6 | 2,707,371 | 161,284,775 |
「ワイルド・スピード ICE BREAK」が首位デビュー 全世界興収では新記録樹立
イースターを迎えた先週末の全米ボックスオフィスは、ビン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、シャーリーズ・セロン、カート・ラッセル共演の大ヒットシリーズ第8弾「ワイルド・スピード ICE BREAK」が約9880万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
この約9880万ドルという北米でのOP興収は、歴代44位と大人しめな記録だが、北米以外で約4億3300万ドル、全世界では約5億3200万ドルを稼ぎ出し、15年の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(全世界OP興収約5億2900万ドル)を抜いて新記録を樹立した。前作「ワイルド・スピード SKY MISSION」が全世界で約15億1600万ドルを稼いでいるため10億ドル超えは確実だが、北米でのOP興収が前作と比べ5000万ドル近く少ないのは気になるところだ。
物語は、どういうわけかファミリーを裏切り、謎の女サイバーテロリスト(セロン)と組んだドム(ディーゼル)を取り戻すため、ホブス(ジョンソン)らファミリーのメンバーとミスター・ノーバディ(ラッセル)率いる米国の秘密組織が、前作の敵デッカード(ステイサム)と組み、世界各地で戦いを繰り広げるというもの。前作の敵が味方になって一緒に戦う「少年ジャンプ」的な展開は相変わらずで、レビューは可も無く不可も無くといったところ。監督は「交渉人」「ミニミニ大作戦(03)」「ストレイト・アウタ・コンプトン」のF・ゲイリー・グレイ。
2位は前週首位だった「The Boss Baby」。約1600万ドルの興収で累計は約1億1600万ドルに。3位の実写版「美女と野獣」は累計を約4億5400万ドルに伸ばしている。
そして圏外16位から拡大公開で6位にランクインしてきたのは「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督による新作ドラマ「Gifted」。天才的な数学の才能をもつ女の子メアリーの教育方針をめぐり、育ての親である叔父と祖母が対立し、親権争いに発展する。主演は「キャプテン・アメリカ」のクリス・エバンス。共演にマッケンナ・グレイス、リンゼイ・ダンカン、ジェニー・スレイト、オクタビア・スペンサー。
今週末はオスカー・アイザック、クリスチャン・ベール共演の歴史ドラマ「The Promise」に、ロザリオ・ドーソン、キャサリン・ハイグル主演のサスペンス「Unforgettable」、ブリー・ラーソン、アーミー・ハマー、サム・ライリー、シャルト・コプリー、キリアン・マーフィー共演のアクションコメディ「フリー・ファイヤー」などが公開となる。
2017年4月17日更新 藤井竜太朗