全米映画ランキング : 2011年5月13日~2011年5月15日

全米映画ランキング:2011年5月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2011年5月13日~2011年5月15日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 マイティ・ソー

Thor
「マイティ・ソー」

Paramount
(パラマウント)

2 34,500,000 119,252,000
2 ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン 1 24,409,070 24,409,070
3 2 ワイルド・スピード MEGA MAX 3 19,533,950 168,780,150
4 プリースト

Priest
「プリースト」

Screen Gems
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 14,500,000 14,500,000
5 5 ブルー 初めての空へ

Rio
「ブルー 初めての空へ」

20th Century Fox
(マイシアター)

5 8,000,000 124,968,140
6 3 ジャンピング・ザ・ブルーム 恋と嵐と結婚式 2 7,300,000 25,994,000
7 4 Something Borrowed 幸せのジンクス 2 7,000,000 25,647,000
8 6 恋人たちのパレード

Water for Elephants
「恋人たちのパレード」

20th Century Fox
(エスピーオー)

4 4,100,000 48,475,780
9 7 Tyler Perry's Madea's Big Happy Family 4 2,200,000 50,218,149
10 8 ソウル・サーファー

Soul Surfer
「ソウル・サーファー」

TriStar
(ディズニー)

6 1,800,000 39,200,000

「マイティ・ソー」V2。ジャド・アパトウ製作の大人向けコメディが2位に

2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスだったが、マーベル・コミック原作の3Dアクション大作「マイティ・ソー」が首位を守った。

2週目の週末は前週比約47%ダウンとなる約3470万ドルの興収をあげた同作。10日間の累計興収は約1億2000万ドルで、2億ドル超えは微妙なところだ。

約2620万ドルの興収で2位デビューとなったのは「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」で知られるジャド・アパトウ製作の「Bridesmaids」。内容は花嫁介添人たちの騒動を描いたR指定コメディで、出演はクリステン・ウィーグ、マヤ・ルドルフ、ローズ・バーン、ジョン・ハムほか。レビューは好調で、大人の女性をターゲットにしたマーケティングも成功。予想を上回る好成績をあげた。

3位は3週目の「ワイルド・スピード MEGA MAX」。17日間の累計は約1億7000万ドル。「マイティ・ソー」とは異なり、こちらは2億ドル突破が確実だ。全世界興収は来週にも5億ドルに到達する見込み。もちろんシリーズ最高のヒットである。

初登場4位となったのは「レギオン」のポール・ベタニー&スコット・スチュワート監督が再タッグを組んだ近未来SFアクションホラー「Priest」。バンパイアに姪っ子を誘拐された神父(ベタニー)が神の教えに背き、救出に向かうというジョン・ウェイン主演の西部劇「捜索者」を下敷きにした物語で、韓国の漫画家ヒョン・ミン・ウーによる同名コミックが原作。批評は「レギオン」同様、芳しくないが、この手のバンパイア映画としてはまずまずの出足か。出演はベタニーのほかに、カール・アーバン、マギー・Q、クリストファー・プラマー。

今週末はジェリー・ブラッカイマー製作、ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」が公開となる。

2011年5月16日更新 藤井竜太朗

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