全米映画ランキング : 2009年5月29日~2009年5月31日

全米映画ランキング:2009年6月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年5月29日~2009年5月31日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 カールじいさんの空飛ぶ家

Up
「カールじいさんの空飛ぶ家」

Walt Disney
(ディズニー)

1 68,200,000 68,200,000
2 1 ナイト ミュージアム2

Night at the Museum: Battle of the Smithsonian
「ナイト ミュージアム2」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 25,500,000 105,200,000
3 スペル(2009)

Drag Me to Hell
「スペル(2009)」

Universal
(ギャガ)

1 16,600,000 16,600,000
4 2 ターミネーター4

Terminator Salvation
「ターミネーター4」

Warner Bros.
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 16,100,000 90,600,000
5 3 スター・トレック

Star Trek
「スター・トレック」

Paramount
(パラマウント)

4 12,800,000 209,500,000
6 4 天使と悪魔

Angels & Demons
「天使と悪魔」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 11,200,000 104,700,000
7 5 最強絶叫ダンス計画 2 4,900,000 19,200,000
8 6 ウルヴァリン:X-MEN ZERO

X-Men Origins: Wolverine
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

5 3,900,000 170,800,000
9 7 ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト 5 1,900,000 50,000,000
10 8 オブセッション 歪んだ愛の果て 6 600,000 67,500,000

ピクサー最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」がV。サム・ライミのホラーは3位

5月最終週の全米ボックスオフィスは、ディズニー/ピクサーの最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」が約6820万ドルの興収をあげて首位デビューを果たした。同作は「モンスターズ・インク」のピート・ドクター監督による最新CGアニメーション。78歳の風船セールスマン・カールじいさんと、近所の少年ラッセルによる空飛ぶ家での地球大冒険が描かれる。声の出演は、主人公カールに「エルドラド」「JFK」の名脇役エドワード・アズナー、ラッセルに新人のジョーダン・ナガイ。その他、クリストファー・プラマー、デルロイ・リンドーなどが共演。批評は昨年の「ウォーリー」とならぶ大絶賛の嵐で、興収も2億ドル突破は堅そうだ。2位は先週首位の「ナイトミュージアム2」。10日間の累計で1億500万ドル。そして3位に初登場したのは、「スパイダーマン」シリーズの監督として知られるサム・ライミが原点回帰して作り上げたホラー「Drag Me to Hell」。ロサンゼルスの銀行で働く野心家クリスティンのもとに、謎めいた老婦が住宅ローンの延期のためにやってくるが、クリスティンが自らの出世のために老婦の申し出を断ると、その日からクリスティンの周囲で次々と不気味なことが起こり始める……。主人公クリスティンにアリソン・ローマン。共演に「ダイ・ハード4」のジャスティン・ロング、デビッド・ペイマー。こちらも「カールじいさん」同様、絶賛の嵐。4位「ターミネーター4」は11日間の累計で約9060万ドル。日本の先行上映やヨーロッパ各国で公開となる今週末からの世界市場での数字が気になるところ。来週はウィル・フェレル主演の冒険コメディ「Land of the Lost」が公開される。

2009年6月2日更新 藤井竜太朗

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