全米映画ランキング : 2009年4月3日~2009年4月5日

全米映画ランキング:2009年4月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年4月3日~2009年4月5日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ワイルド・スピード MAX 1 72,500,000 72,500,000
2 1 モンスターVSエイリアン

Monsters vs. Aliens
「モンスターVSエイリアン」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

2 33,500,000 105,700,000
3 2 エクトプラズム 怨霊の棲む家

The Haunting in Connecticut
「エクトプラズム 怨霊の棲む家」

LionsGate
(ワーナー・ブラザース映画)

2 9,600,000 37,200,000
4 3 ノウイング

Knowing
「ノウイング」

Summit
(東宝東和)

3 8,100,000 58,200,000
5 4 40男のバージンロード 3 7,900,000 49,300,000
6 アドベンチャーランドへようこそ 1 6,000,000 6,000,000
7 5 デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく 3 4,300,000 32,400,000
8 6 ウィッチマウンテン 地図から消された山 4 3,400,000 58,400,000
9 7 12ラウンド 2 2,300,000 9,000,000
10 11 サンシャイン・クリーニング

Sunshine Cleaning
「サンシャイン・クリーニング」

Overture
(ファントム・フィルム)

4 1,900,000 4,800,000

「ワイルド・スピード」シリーズ最新作「Fast & Furious」が今年最高の興収でV

2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ビン・ディーゼル&ポール・ウォーカー主演による大ヒットカーアクションシリーズ第4弾「Fast & Furious」が、約7250万ドルのオープニング興収をあげてぶっちぎりの首位デビューを果たした。この成績は今年最高のオープニング興収となったばかりか、4月の歴代興収記録(「N.Y.式ハッピー・セラピー」/03年・約4220万ドル)も更新。業界の予想をはるかに上回るスタートダッシュとなった。例によって批評家たちからはそれほど受け入れられていないが、第1作「ワイルド・スピード」(01)の約1億4400万ドルを上回るシリーズ最高興収の更新は十分に狙えそうだ。監督は「ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT」(06)のジャスティン・リン。あっさりと今年のナンバーワンオープニング映画の座を奪われた「モンスターVSエイリアン」は2位。だが、2週目も着実に稼ぎ、累計興収は1億ドルを突破している。そして6位初登場となったのが、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のグレッグ・モットーラ監督の新作「Adventureland」。1987年、大学を卒業したばかりの青年が、地元の遊園地で働きながら成長する姿を描いた青春コメディ。主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。共演にクリステン・スチュワート、ライアン・レイノルズ、ビル・へダーら。圏外からは「リトル・ミス・サンシャイン」の製作チームによるドラマ「サンシャイン・クリーニング」が10位にランクイン。エイミー・アダムスとエミリー・ブラントの姉妹が新ビジネスとして“事件現場のハウスクリーニング”を始めるが……。監督はグウィネス・パルトロウ、ダニエル・クレイグ主演の「シルヴィア」(03)などで知られるニュージーランド出身のクリスティン・ジェフズ。今週末はマイリー・サイラス主演の「Hannah Montana: The Movie」、「Dragonball: Evolution」、そしてセス・ローゲン、レイ・リオッタ、マイケル・ペーニャ出演のアクションコメディ「Observe and Report」などが公開される。

2009年4月7日更新 藤井竜太朗

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