全米映画ランキング : 2009年2月27日~2009年3月1日

全米映画ランキング:2009年3月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年2月27日~2009年3月1日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 Tyler Perry's Madea Goes to Jail 2 16,500,000 64,900,000
2 ジョナス・ブラザーズ ザ・コンサート 3D 1 12,700,000 12,700,000
3 5 スラムドッグ$ミリオネア

Slumdog Millionaire
「スラムドッグ$ミリオネア」

Fox Searchlight
(ギャガ・コミュニケーションズ)

16 12,200,000 115,100,000
4 3 96時間

Taken
「96時間」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

5 10,000,000 107,900,000
5 4 そんな彼なら捨てちゃえば?

He's Just Not That into You
「そんな彼なら捨てちゃえば?」

New Line/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 5,900,000 78,500,000
6 7 モール★コップ 7 5,600,000 128,100,000
7 2 コララインとボタンの魔女 3D 4 5,300,000 61,100,000
8 ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 1 4,700,000 4,700,000
9 8 お買いもの中毒な私! 3 4,500,000 33,700,000
10 9 俺たちチアリーダー! 2 3,800,000 10,100,000

タイラー・ペリーがV2。ジョナス・ブラザースの3Dライブ映画は2位デビュー

2本の新作がランクインした全米ボックスオフィスは前週に引き続き、タイラー・ペリーによるマディアシリーズの第4弾「Tyler Perry's Madea Goes to Jail」が、約1650万ドルの興収をあげて首位をキープした。10日間の累計興収は約6490万ドルとなり、ペリーは自己記録を更新。1億ドル突破も見えてきた。初登場2位となったのは、人気アイドルグループ“ジョナス・ブラザース”の3Dライブ映画「Jonas Brothers: The 3-D Concert Experience」。昨年公開の「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート 3D」の成功を受けて再びディズニーが配給した3Dライブ映画だったが、「ハンナ・モンタナ」のような大成功には至らなかった。3位はオスカー8冠のおかげか、約1220万ドルを稼いだ「スラムドッグ$ミリオネア」。累計興収は1億ドルを突破。目指すはフォックス・サーチライトの歴代最高興収を叩きだした「JUNO/ジュノ」の1億4300万ドルだ。先のアカデミー賞授賞式で外国語映画賞のプレゼンターを務めたリーアム・ニーソン主演の「TAKEN」は4位。粘り強い興行で累計興収はついに1億ドルを突破。ちなみにニーソン主演作の興収1位は、フォックスの歴代記録でもある「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の4億3100万ドル。自己記録更新は無理だが、1億3000万ドルくらいまでは行けそうだ。そして、日米同時公開の「ストリートファイター/ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」は初登場8位に終わった。今週は「300/スリーハンドレッド」「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー監督が、アラン・ムーア原作のグラフィックノベルを映画化したアクションミステリー大作「ウォッチメン」が公開される。

2009年3月3日更新 藤井竜太朗

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