全米映画ランキング : 2009年2月6日~2009年2月8日

全米映画ランキング:2009年2月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年2月6日~2009年2月8日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 そんな彼なら捨てちゃえば?

He's Just Not That into You
「そんな彼なら捨てちゃえば?」

New Line/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 27,500,000 27,500,000
2 1 96時間

Taken
「96時間」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 20,300,000 53,400,000
3 コララインとボタンの魔女 3D 1 16,300,000 16,300,000
4 ピンクパンサー2

The Pink Panther 2
「ピンクパンサー2」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 12,000,000 12,000,000
5 2 モール★コップ 4 11,000,000 97,000,000
6 PUSH 光と闇の能力者

Push
「PUSH 光と闇の能力者」

Summit
(プレシディオ)

1 10,200,000 10,200,000
7 6 スラムドッグ$ミリオネア

Slumdog Millionaire
「スラムドッグ$ミリオネア」

Fox Searchlight
(ギャガ・コミュニケーションズ)

13 7,400,000 77,400,000
8 5 グラン・トリノ

Gran Torino
「グラン・トリノ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

9 7,200,000 120,300,000
9 3 ゲスト(2009) 2 6,400,000 18,400,000
10 4 ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦 4 5,800,000 55,200,000

J・アニストン、B・アフレックら出演の群像劇が首位デビュー

4本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、大ヒットTVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のコンサルタントを務めたグレッグ・ベーレントとリズ・タシーロによる恋愛指南書「恋愛修行/最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」を映画化した「He's Just Not That Into You」が約2750万ドルの興収をあげて首位デビューを果たした。同作はボルチモアを舞台に20代、30代の男女がなかなか上手くいかない恋愛に苦しむ姿をコメディタッチで描いた群像劇。出演はジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ベン・アフレック、ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソン、ジャスティン・ロングら。監督は「ライセンス・トゥ・ウェディング」のケン・クワピス。2位は先週首位の「Taken」。2週目も好調で、この調子でいけば1億ドル突破もありそう。初登場3位はニール・ゲイマン原作のファンタジーを映画化した3Dアニメ「Coraline」。主人公の少女が自分の家の中にもう一つの人生につながるドアを見つけ、その中の世界に入っていくというファンタジーアドベンチャー。ダコタ・ファニングがタイトルロールの声を担当。監督は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック。初登場4位はスティーブ・マーティンがクルーゾー警部に扮する新シリーズの第2弾「ピンクパンサー2」。共演にはジャン・レノ、アルフレッド・モリーナ、アンディ・ガルシア、ジョン・クリース、ジェレミー・アイアンズ、リリー・トムリンら渋めの名優が集結。6位に初登場の「Push」はクリス・エバンス、ダコタ・ファニング、ジャイモン・ハンスウ共演の超能力スリラー。オープニング興収は約1000万ドルと振るわなかった。今週末はクライブ・オーウェン&ナオミ・ワッツ共演による金融サスペンス「ザ・バンク/堕ちた巨像」(トム・ティクバ監督)や、13日の金曜日に全世界同時公開となるマイケル・ベイ製作のリメイク版「13日の金曜日」などが公開となる。

2009年2月9日更新 藤井竜太朗

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