全米映画ランキング : 2009年1月2日~2009年1月4日

全米映画ランキング:2009年1月5日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年1月2日~2009年1月4日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 2 24,100,000 106,500,000
2 2 ベッドタイム・ストーリー 2 20,300,000 85,400,000
3 3 ベンジャミン・バトン 数奇な人生

The Curious Case of Benjamin Button
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

Paramount/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 18,400,000 79,000,000
4 4 ワルキューレ

Valkyrie
「ワルキューレ」

United Artists/MGM
(東宝東和)

2 14,000,000 60,700,000
5 5 イエスマン “YES”は人生のパスワード

Yes Man
「イエスマン “YES”は人生のパスワード」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 13,900,000 79,400,000
6 6 7つの贈り物

Seven Pounds
「7つの贈り物」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 10,000,000 60,000,000
7 7 ねずみの騎士デスペローの物語 3 7,000,000 43,700,000
8 10 ダウト あるカトリック学校で 4 5,000,000 18,700,000
9 8 地球が静止する日

The Day the Earth Stood Still
「地球が静止する日」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

4 4,900,000 74,300,000
10 13 スラムドッグ$ミリオネア

Slumdog Millionaire
「スラムドッグ$ミリオネア」

Fox Searchlight
(ギャガ・コミュニケーションズ)

8 4,800,000 28,800,000

「マーリー」がV2。ブラピ、トム主演作は3位、4位

本年もよろしくお願いいたします。09年最初の全米ボックスオフィスは拡大公開の新作がなかったため、先週末に公開された作品がそのままランキング上位に居座る結果となった。先週に引き続き首位となった「マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと」はジェニファー・アニストン&オーウェン・ウィルソンが夫婦に扮し、おバカなラブラドール犬、マーリーとの10数年に渡る交流を描いたコメディドラマ。公開後11日間の累計興収はすでに1億ドルを突破している。監督は「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル。共演にアラン・アーキン、キャスリーン・ターナー。2位はアダム・サンドラー主演の「ベッドタイム・ストーリー」。11日間の累計は約8500万ドル。3位は本年度のアカデミー賞最有力候補との呼び声も高いファンタジードラマ「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」。80代の年老いた姿で産まれ、歳をとるごとに若返る男(ブラッド・ピット)の切ない一生が描かれる。監督はピットとは「セブン」「ファイトクラブ」に続く3度目のコンビとなるデビッド・フィンチャー。脚本は「フォレスト・ガンプ/一期一会」のエリック・ロス。共演にケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジュリア・オーモンド。そして4位はトム・クルーズ製作・主演の歴史サスペンス大作「ワルキューレ」。「ユージュアル・サスペクツ」「X-メン」のブライアン・シンガー監督が第2次大戦中にヒトラー暗殺を企てたドイツ軍人たちの戦いをスリリングに描く。共演にケネス・ブラナー、テレンス・スタンプ、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテンら。来週はオスカー受賞作「ミリオンダラー・ベイビー」以来4年ぶりとなるイーストウッド監督・主演作「グラン・トリノ」が拡大公開となる。

2009年1月5日更新 藤井竜太朗

過去のランキング