全米映画ランキング : 2008年9月5日~2008年9月7日

全米映画ランキング:2008年9月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年9月5日~2008年9月7日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 バンコック・デンジャラス 1 7,800,000 7,800,000
2 1 トロピック・サンダー 史上最低の作戦 4 7,500,000 96,800,000
3 4 キューティ・バニー 3 5,900,000 37,000,000
4 3 ダークナイト

The Dark Knight
「ダークナイト」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

8 5,700,000 512,200,000
5 5 トレイター 大国の敵 2 4,700,000 17,700,000
6 2 バビロンA.D.

Babylon A.D.
「バビロンA.D.」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 4,000,000 17,200,000
7 6 デス・レース

Death Race
「デス・レース」

Universal
(東宝東和)

3 3,600,000 29,800,000
8 7 ディザスター・ムービー! おバカは地球を救う 2 3,300,000 10,900,000
9 8 マンマ・ミーア!

Mamma Mia!
「マンマ・ミーア!」

Universal
(東宝東和)

8 2,700,000 136,300,000
10 9 スモーキング・ハイ 5 2,400,000 84,200,000

ニコラス・ケイジ主演「Bangkok Dangerous」が首位デビュー

毎年、フットボールの開幕や新学期のために成績が落ち込む9月はじめの全米ボックスオフィス。週末ベスト10作品の興収の合計が約5000万ドルと、過去5年で最低となった今年はニコラス・ケイジ主演のサスペンスアクション「Bangkok Dangerous」が首位に立った。同作のオープニング興収は約780万ドル。これは06年同時期のレニー・ハーリン監督作「The Covenant」(オープニング興収約885万ドル)以来となる1000万ドル割れの初登場ナンバーワン作品で、過去5年では03年の同時期公開の「ディッキー・ロバーツ 俺は元子役スター」の約670万ドルに次ぐワースト2のナンバーワン作品である。内容はタイのオキサイド&ダニー・パン監督が自作「レイン」(00)をハリウッド資本でセルフリメイクしたもので、「レイン」では主人公の師匠だった殺し屋ジョー(ケイジ)を主役に据え、弟子となる青年コンへの殺し屋教育と同時に、運命的に出会った女性フォンとの恋愛が描かれる。批評家からは厳しく叩かれており、今後も苦戦が予想される。2位は「トロピック・サンダー」。累計興収は約9680万ドルで、1億ドルまであと一歩となった。来週は今年のベネチア映画祭のオープニングを飾ったコーエン兄弟の新作「Burn After Reading」(フランシス・マクドーマンド、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコビッチ出演)、メグ・ライアン、アネット・ベニング、エバ・メンデス共演の女性ドラマ「The Women」、そして「ヒート」(95)以来となるアル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロ共演作「Righteous Kill」などが公開される。

2008年9月8日更新 編集部

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