全米映画ランキング : 2008年7月18日~2008年7月20日

全米映画ランキング:2008年7月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年7月18日~2008年7月20日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ダークナイト

The Dark Knight
「ダークナイト」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 155,300,000 155,300,000
2 マンマ・ミーア!

Mamma Mia!
「マンマ・ミーア!」

Universal
(東宝東和)

1 27,600,000 27,600,000
3 2 ハンコック

Hancock
「ハンコック」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 14,000,000 191,500,000
4 3 センター・オブ・ジ・アース

Journey to the Center of the Earth 3D
「センター・オブ・ジ・アース」

New Line
(ギャガ・コミュニケーションズ)

2 11,900,000 43,100,000
5 1 ヘルボーイ ゴールデン・アーミー 2 10,000,000 56,400,000
6 4 ウォーリー

Wall-E
「ウォーリー」

Walt Disney
(ディズニー)

4 9,800,000 182,500,000
7 Space Chimps

Space Chimps

20th Century Fox

1 7,400,000 7,400,000
8 5 ウォンテッド

Wanted
「ウォンテッド」

Universal
(東宝東和)

4 5,100,000 123,300,000
9 6 ゲット スマート

Get Smart
「ゲット スマート」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 4,100,000 119,600,000
10 8 カンフー・パンダ

Kung Fu Panda
「カンフー・パンダ」

Paramount/Dreamworks
(アスミック・エース、角川エンタテインメント)

7 1,800,000 206,500,000

「ダークナイト」が歴代新記録で首位デビュー。「マンマ・ミーア」は2位

全映画の興収が計2億5300万ドル(約267億円)と歴代最高を記録した今週の全米ボックスオフィスは、「バットマン・ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監督&主演クリスチャン・ベールによる続編「ダークナイト」が、公開初日で約6720万ドル、オープニング3日間で約1億5500万ドルを稼ぎだし、歴代新記録で首位デビューを飾った。今までのレコードホルダーは公開初日に約5980万ドル、オープニング3日間で約1億5100万ドルを稼いだ「スパイダーマン3」(07)だったが、「ダークナイト」はそのどちらの記録も更新。その他、公開劇場数や公開日の深夜興収も更新する記録ずくめのオープニングとなった。内容はゴッサムシティのニューヒーローとなる“ホワイトナイト”ハーベイ・デント検事(アーロン・エッカート)とブルース・ウェイン(ベール)、そしてブルースの幼なじみレイチェル(マギー・ギレンホール)の三角関係とともにバットマンVSジョーカーVSトゥーフェイスの三つ巴の戦いが描かれる重量感あふれるストーリー。今年1月に夭折したヒース・レジャーによるジョーカーのみならず、作品全体に対しても絶賛評が集まっており、今年後半から来年のアカデミー賞にかけて何かと注目を集めそうだ。初登場2位の「マンマ・ミーア」は大ヒットミュージカルをメリル・ストリープ主演で映画化した話題作。3日間で約2760万ドルの興収となった。共演はピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスゲールド、アマンダ・セイフライド。監督はミュージカルの演出を手掛けてきたフィリダ・ロイド。来週は、ウィル・フェレル&ジョン・C・ライリー共演のコメディ「Step Brothers」と、約10年ぶりとなる人気TVシリーズの劇場版「X-ファイル:真実を求めて」が公開となる。

2008年7月22日更新 藤井竜太朗

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