全米映画ランキング : 2008年3月14日~2008年3月16日

全米映画ランキング:2008年3月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年3月14日~2008年3月16日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ホートン ふしぎな世界のダレダーレ 1 45,100,000 45,100,000
2 1 紀元前1万年

10,000 B.C.
「紀元前1万年」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 16,400,000 61,200,000
3 ネバー・バックダウン 1 8,600,000 8,600,000
4 2 ロード・トリップ パパは誰にも止められない! 2 7,900,000 24,300,000
5 3 バンテージ・ポイント

Vantage Point
「バンテージ・ポイント」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 5,400,000 59,200,000
6 4 バンク・ジョブ

The Bank Job
「バンク・ジョブ」

LionsGate
(ムービーアイ)

2 4,900,000 13,100,000
7 ドゥームズデイ

Doomsday
「ドゥームズデイ」

Rogue
(プレシディオ)

1 4,700,000 4,700,000
8 5 俺たちダンクシューター

Semi-Pro
「俺たちダンクシューター」

New Line
(ギャガ・コミュニケーションズ)

3 3,000,000 29,700,000
9 7 ブーリン家の姉妹

The Other Boleyn Girl
「ブーリン家の姉妹」

Columbia/Focus Features
(ブロードメディア・スタジオ)

3 2,900,000 19,200,000
10 6 スパイダーウィックの謎 5 2,400,000 65,400,000

「ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ」が首位デビュー

3本の新作がランクインした今週の全米ボックスオフィスは、「アイス・エイジ」シリーズに続く20世紀フォックスのCGアニメ「ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ」が約4510万ドルの興収を上げ、首位デビューを果たした。同作は「グリンチ」などで知られる絵本作家ドクター・スースの「ぞうのホートンひとだすけ」を「ロボッツ」「ファインディング・ニモ」「トイ・ストーリー」シリーズなどのアニメーターを務めてきたジミー・ヘイワード監督が手がけた作品。批評家からもまずまずの評価を受けており、今後の成績にも期待が持てる。声の出演はジム・キャリー、スティーブ・カレルに、「燃えよ!ピンポン」のダン・フォグラーら。3位初登場の「Never Back Down」はアメリカで人気沸騰中の総合格闘技ミックスド・マーシャル・アーツ(MMA)の世界で生きる若者たちの戦いと成長を描いた青春スポ根ドラマ。出演はショーン・ファリス、アンバー・ハード、ジャイモン・フンスー。初登場7位となってしまったのは、前作「ディセント」でブレイクしたイギリスの新鋭ニール・マーシャル監督の新作「Doomsday」。現代のイギリスを舞台に殺人ウィルスが発生。数日のうちに百万人規模で犠牲者が出たために政府は被害の深刻なスコットランドを完全封鎖し、隔離する。それから25年、再び殺人ウィルスが発生。衛星からの映像で隔離した地区に多くの生存者を確認した政府は、治療法を探すためスコットランドに特別チームを送り込むが……。出演は「ザ・シューター/極大射程」のローナ・ミトラ、「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル、「モナリザ」のボブ・ホスキンスら。来週はオーウェン・ウィルソン主演のコメディ「Drillbit Taylor」の他、「催眠」(99)「感染」(04)の落合正幸監督のハリウッドデビュー作「Shutter」が公開される。

2008年3月17日更新 藤井竜太朗

過去のランキング