国内映画ランキング : 2004年5月29日~2004年5月30日

映画ランキング : 2004年6月1日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年5月29日~2004年5月30日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 2

世界の中心で、愛をさけぶ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 4
2 1

トロイ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
3

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち

配給:アスミック・エース/ギャガ・ヒューマックス

日劇3ほか東宝系 1
4

下妻物語

配給:東宝

シャンテシネ3ほか東宝系 1
5 3

ホーンテッド・マンション

配給:ブエナビスタ

日劇1ほか東宝系 6
6 4

ビッグ・フィッシュ

配給:ソニー

日比谷スカラ座1ほか東宝系 3
7

キューティーハニー

配給:ワーナー

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
8 8

スキャンダル

配給:シネカノン/松竹

シネカノン有楽町ほか 2
9 5

ドーン・オブ・ザ・デッド

配給:東宝東和

日比谷映画ほか東宝系 3
10 6

レディ・キラーズ

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2

※ファーストラン時点

「セカチュー」首位奪還。「クリムゾン・リバー2」が3位初登場

「世界の中心で、愛をさけぶ」が今週も絶好調。前週からの落ち込みは全く見られず、スクリーン数が2位「トロイ」の半分以下ながら、驚異的な稼働率で首位の座を奪還している。累計興収は今週中にも40億円突破が確実で、6月12日からはみゆき座へのムーブオーバーも決定。原作も300万部を超えたようで、まだまだ当分は勢いが衰えないと思われる。ただし、夏休みを睨んだロングランに向け、首都圏では6月下旬以降の劇場確保がポイントになりそう。前週同様、上位2作品で全体のシェアの70%近くを占めている中、初登場作品は3本がランクイン。3位「クリムゾン・リバー2」と4位「下妻物語」はほとんど差がなく、それぞれ興収は8000万円前後と見られる。7位の「キューティーハニー」はこれらの半分強の成績にとどまった。さて、今週末公開の「デイ・アフター・トゥモロー」の先行上映が5月29日に行われた。フォックスの発表によると、全国422スクリーンからおよそ1億9000万円を稼ぎ出す盛況ぶりで、これは「マイノリティ・リポート」比145%、「インデペンデンス・デイ」比109%とのことだ。これで来週の首位デビューは確実となったが、目下の2強がどんな影響を受けるかに注目したい。

2004年6月1日更新 駒井尚文

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