国内映画ランキング : 2004年5月1日~2004年5月2日

映画ランキング : 2004年5月6日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年5月1日~2004年5月2日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ホーンテッド・マンション

配給:ブエナビスタ

日劇1ほか東宝系 2
2 2

名探偵コナン/銀翼の奇術師<マジシャン>

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 3
3 3

クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
4 5

CASSHERN

配給:松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
5

パッション

配給:ヘラルド

テアトルタイムズスクエアほか 1
6 4

キル・ビルVol.2

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
7 6

コールド・マウンテン

配給:東宝東和

日劇3ほか東宝系 2
8 7

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

配給:ヘラルド/松竹

東劇ほか松竹・東急系 12
9 8

オーシャン・オブ・ファイヤー

配給:ブエナビスタ

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
10

スクール・オブ・ロック

配給:UIP

日比谷映画ほか東宝系 1

※ファーストラン時点

「ホーンテッド・マンション」V2。「パッション」も好ダッシュ!

ゴールデン・ウィーク、とりわけ5月1日は映画の日ということもあって、全国の映画館はなかなかの賑わいを見せた。上位作品は、軒並み前週比で動員数がアップしているほど。首位は前週に続き「ホーンテッド・マンション」で、この5日までで興収22億円を突破し、30億円突破は確実になってきた。エディ・マーフィ作品、久々の大ヒットである(ただし日本だけ)。続く「コナン」「クレしん」も好調で、上位3傑にはファミリー映画がきっちり君臨した。 以下、4位には「CASSHERN」がワンランクアップ。封切り以来の勢いはまだまだ衰えず、こちらは今週中にも興収10億円に達する模様。そして、注目の「パッション」は5位デビュー。5月2日に鑑賞した小泉首相が「残酷すぎるね」と語ったそうだが、今のところ全国の上映劇場から、鑑賞中のトラブルは何も伝わって来ていない。いずれにせよ、客層も老若男女信仰ありなしと幅広く、5日間で4億6000万円を記録。これまた10億円に手が届きそうな勢いだ。クリスチャンが人口の1%しかいない日本にあって、なかなか誇れる成績。ちなみに、89年のスコセッシ監督「最後の誘惑」は、配収でたったの1億円強だった。10位には、一足早く4月29日から公開されていた「スクール・オブ・ロック」が滑り込んだが、これはちょっと物足りない成績。

2004年5月6日更新 駒井尚文

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