全米映画ランキング : 2002年7月12日~2002年7月14日

全米映画ランキング:2002年7月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年7月12日~2002年7月14日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Men in Black II
「メン・イン・ブラック2」

Sony
(ソニー)

3,611 2 25,000,000 133,300,000
2

Road to Perdition
「ロード・トゥ・パーディション」

Dreamworks
(フォックス)

1,797 1 22,112,000 22,112,000
3

Reign of Fire
「レイン・オブ・ファイア」

Buena Vista
(東宝東和)

2,629 1 16,000,000 16,000,000
4

Halloween: Resurrection
「ハロウィン:レザレクション」

Dimension
(ギャガ・ヒューマックス)

1,954 1 12,300,000 12,300,000
5 2

Mr. Deeds
「ミスター・ディーズ」

Sony
(ソニー)

3,239 3 11,000,000 94,100,000
6

The Crocodile Hunter: Collision Course

MGM

2,525 1 10,000,000 10,000,000
7 5

Like Mike
「ライク・マイク」

Fox
(フォックス)

2,436 2 7,620,000 32,606,000
8 3

Lilo & Stitch
「リロ&スティッチ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,940 4 7,600,000 118,000,000
9 4

Minority Report
「マイノリティ・リポート」

Fox
(フォックス)

2,419 4 7,410,000 110,331,000
10 6

The Bourne Identity
「ボーン・アイデンティティー」

Universal
(UIP)

2,199 5 5,800,000 99,000,000

「MIBII」がV2。「ロード・トゥ・パーディション」が2位デビュー

初登場作品が目白押しだった週末も、「メン・イン・ブラック2」が踏ん張って2週連続の首位を確保。この調子で行くと、最終的な興収は2億ドル付近。これは、1作目の2億5000万ドルに比べ、やや物足りないと見るか、むしろ十分と見るかは微妙なところだ。ちなみに、製作費は「1」が9000万ドルで、「2」は1億4000万ドル。いずれにせよ、「3」はもうないと見たが。2位にデビューしたのは、トム・ハンクス以下、ポール・ニューマン、ジュード・ロウという豪華キャストに、オスカー歴を持つサム・メンデスが演技をつける「ロード・トゥ・パーディション」。30年代のアイリッシュ系ギャングのストーリーは、R指定、しかも公開スクリーン数が1797と少な目ながら、興収見積は2200万ドルを超えて堂々2位。批評も概ね良好で、次週以降はスクリーン数も増える模様だ。トム・ハンクスとしては、今後の成績に12作目の1億ドル作品が懸かっている。3位には、ディズニー(タッチストーン)によるVFX大作「レイン・オブ・ファイア」。火を噴くドラゴンと、マシュー・マコノヒー、クリスチャン・ベールが主人公。監督は「X-ファイル ザ・ムービー」のロブ・ボウマン。4位も初登場で、「ハロウィン」シリーズの最新作。もう1本、6位の作品はその名の通り「クロコダイル・ダンディー」的コメディ。TVシリーズの映画化だ。

2002年7月16日更新 藤井竜太郎

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