全米映画ランキング : 2002年5月31日~2002年6月2日

全米映画ランキング:2002年6月4日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年5月31日~2002年6月2日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Sum of All Fears
「トータル・フィアーズ」

Paramount
(東宝東和)

3,183 1 31,200,000 31,200,000
2 1

Star Wars: Episode II
「スター・ウォーズ エピソード2」

Fox
(フォックス)

3,161 3 20,680,000 232,000,000
3 2

Spider-Man
「スパイダーマン」

Sony
(ソニー)

3,646 5 14,500,000 354,000,000
4

Undercover Brother

Universal

2,168 1 12,100,000 12,100,000
5 4

Spirit: Stallion of the Cimarron
「スピリット」

Dreamworks
(UIP)

3,362 2 10,700,000 38,200,000
6 3

Insomnia
「インソムニア」

Waner Bros.
(ヘラルド)

2,610 2 9,760,000 41,427,000
7 5

Enough
「イナーフ」

Sony
(ソニー)

2,623 2 6,800,000 27,100,000
8 6

About a Boy
「アバウト・ア・ボーイ」

Universal
(UIP)

1,755 3 4,100,000 27,800,000
9 7

Unfaithful
「運命の女」

Fox
(フォックス)

1,696 4 2,950,000 45,681,000
10 8

The New Guy
「ザ・ニュー・ガイ」

Sony
(東宝東和)

1,676 4 1,500,000 26,900,000

ジャック・ライアン最新作、「エピソード2」撃墜に成功!

今週、初登場で首位に立ったのは、「レッド・オクトーバーを追え!」「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」に続くジャック・ライアン・シリーズ第4弾。日本では原作が「恐怖の総和」という題名で発売中、また、映画の邦題は「トータル・フィアーズ」になった。今回、主演はベン・アフレックに交替し、監督はフィル・アルデン・ロビンソンが務めている。オープニング3日間の興行収入は3000万ドルを超えており、人気シリーズの面目躍如となった。3週目にして首位を滑り落ちた「エピソード2」は、前週比で42%しか稼働していないのだが、それでも2000万ドル以上の興収を上乗せしている。続く「スパイダーマン」は、累計興収が3億5000万ドルを突破し、全米で歴代5位のポジションをほぼ手中に収めた。ちなみにその上は、1位「タイタニック」、2位「スター・ウォーズ」、3位「E.T.」、4位「スター・ウォーズ エピソード1」。ソニー・ピクチャーズ&サム・ライミ監督、してやったり。今週はもう1本、初登場作品が4位にランクイン。ブラック・バディ・ディテクティブ・コメディという感じの本作、主演はエディ・グリフィンで、監督はスパイク・リーの従兄弟、マルコム・D・リー。99年の監督作「The Best Man」が全米ボックスオフィスで1位に輝いたこともある実力者だ。

2002年6月4日更新 藤井竜太郎

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