全米映画ランキング : 2002年7月5日~2002年7月7日

全米映画ランキング:2002年7月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年7月5日~2002年7月7日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Men in Black II
「メン・イン・ブラック2」

Sony
(ソニー)

3,557 1 54,100,000 90,000,000
2 1

Mr. Deeds
「ミスター・ディーズ」

Sony
(ソニー)

3,231 2 18,800,000 74,000,000
3

Like Mike
「ライク・マイク」

Fox
(フォックス)

2,410 1 13,050,000 20,050,000
4 3

Lilo & Stitch
「リロ&スティッチ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,222 3 12,700,000 103,100,000
5 2

Minority Report
「マイノリティ・リポート」

Fox
(フォックス)

2,729 3 12,400,000 96,810,000
6 5

The Bourne Identity
「ボーン・アイデンティティー」

Universal
(UIP)

2,513 4 9,100,000 89,100,000
7 4

Scooby Doo
「スクービー・ドゥー」

Warner Boros.
(ワーナー)

3,257 4 7,025,000 137,533,000
8 7

The Sum of All Fears
「トータル・フィアーズ」

Paramount
(東宝東和)

1,592 6 3,750,000 111,928,000
9

The Powerpuff Girls Movie
「パワーパフ・ガールズ・ムービー」

Waner Bors.
(ワーナー)

2,340 1 3,560,000 6,100,000
10 8

Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood
「ディバイン・シークレット・オブ・ヤァヤァ・シスターフッド」

Universal
(UIP)

1,792 5 2,850,000 61,022,000

「メン・イン・ブラック2」、独立記念日の週末を制す

エイリアンから地球を守る黒服の男たちが繰り広げるドタバタが、またしてもマーケットを席巻した。「メン・イン・ブラック2」の週末3日間の興収は5410万ドル(約65億円)に達し、独立記念日の週末の成績としては歴代トップ。しかもこれは、5年前に前作「メン・イン・ブラック」が記録した5110万ドルという数字を破っての自己新である。ちなみに、公開は7月3日の水曜だったのだが、そこから5日間の累計興収は9000万ドルに達しており、1億ドル到達まであとわずか。2位には「ミスター・ディーズ」が残っているので、ソニー・ピクチャーズがワンツーを達成したことになる。3位に初登場した「ライク・マイク」は、14歳の孤児の少年が、“MJ”(マイケル・ジョーダンのイニシャル)と書かれたスニーカーを履いてバスケットをしたとたん、NBAも顔負けのスーパー・プレイが次々に飛び出すというスポーツ・コメディ。少年ラッパー、リル・バウ・ワウの映画デビュー作。もう1本、9位にはカートゥーン・ネットワークの人気シリーズの映画化、「パワーパフ・ガールズ・ムービー」がランクイン。こちらはやや期待はずれの出足。今や夏真っ盛りの全米マーケットだが、今週末はサム・メンデス監督、トム・ハンクス主演の「ロード・トゥ・パーディション」などが、そして翌週は「スチュアート・リトル2」「K-19」が控えている。毎週のように首位が入れ替わっていく気配。

2002年7月9日更新 藤井竜太郎

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