リッカルド・スカマルチョ
イタリアのプーリア州トラーニ出身で、母は画家。ローマの国立映画学校で演技を学び、2000年にTVドラマで俳優デビューを果たす。映画初主演作「Three Steps Over Heaven」(04)でイタリア語圏の若者を中心に人気を獲得。その後はイタリア映画界のスター俳優として「モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル」(07)、ロバート・デ・ニーロ主演作「昼下がり、ローマの恋」(11)、ウッディ・アレンの群像ラブコメディ「ローマでアモーレ」(12)などに出演する。
「二ツ星の料理人」(15)で本格的にハリウッドに進出し、キアヌ・リーブス主演作「ジョン・ウィック チャプター2」(17)では主人公の敵役を務めた。近年の出演作に、ナンニ・モレッティ監督作「3つの鍵」(21)、ケネス・ブラナー監督・主演「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」(23)など。俳優のバレリア・ゴリノとパートナー関係にある。