砂田麻美
慶應義塾大学総合政策学部に在学中、映像制作を独学する。卒業後、フリーランスの監督助手として是枝裕和監督らに師事。是枝監督作「歩いても 歩いても」「大丈夫であるように Cocco 終らない旅」(ともに08)、「空気人形」(09)のほか、「追臆のダンス」(02/河瀬直美監督)、「虹の女神」(06/熊澤尚人監督)、「市川崑物語」(06/岩井俊二監督)などに参加する。監督デビュー作「エンディングノート」(11)は、退職して第2の人生を歩み始めた矢先にガンが発覚した父親の姿を追ったドキュメンタリーで、是枝監督がプロデュースを手がけた。最期の時に向けて準備をする“終活”を題材にした同作は、メディアでも多く取り上げられた。映画の公開に先駆けて、小説「音のない花火」を出版した。