ダスティン・ランス・ブラック
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業後、アート・ディレクターとしてキャリアをスタートし、CMやMVを監督。00年、「ジャレッドの旅立ち」(日本劇場未公開)で脚本家・映画監督としてデビュー。TVシリーズ「ビッグ・ラブ」(06~09)では、敬虔なモルモン教だった子ども時代を反映させて脚本を執筆した。同性愛者であることを公表した上で、米国史上初めて公職に就いた政治家ハーベイ・ミルクの半生を描いた映画「ミルク」(08)では、アカデミー脚本賞、米脚本家組合賞を受賞する。FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を描いた「J・エドガー」(11)は、クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化された。ゲイであることを公表しており、13年には20歳年下の英・男子高飛び込み選手トム・デイリーとの交際が報じられた。