アリシア・ビカンダー
スウェーデン・イエーテボリ出身。幼い頃からミュージカルに出演し、9歳からスウェーデン王立バレエ学校に通うが、けがのためバレエの道を断念。2002年ごろからTVドラマに出演するようになり、05年にはトーマス・アルフレッド監督のTVシリーズ「En decemberdrom(原題)」に出演。09年に「Till det som ar vackert(英題:Pure)」で映画デビューし、18世紀後半のデンマーク王室を舞台にした歴史ドラマ「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(12)で王妃カロリーネを好演した。ジョー・ライト監督の「アンナ・カレーニナ」(12)で英語劇に初出演する。この頃から英ロンドンを拠点に活動し、「Ex Machina(原題)」では美しきアンドロイドを演じ、スパイアクション「コードネーム U.N.C.L.E.」(ともに15)ではヒロイン役に抜てきされた。トム・フーパー監督の「リリーのすべて」(15)では、アカデミー助演女優賞を初ノミネートで受賞。マット・デイモン主演の「ジェイソン・ボーン」シリーズ新作(16)にも出演が決まり、ハリウッドでの活躍が期待されている。