トーマス・アルフレッドソン
スウェーデン出身。俳優・映画監督のハンズ・アルフレッドソンを父にもち、20代の初めから父の監督作品にスタッフとして携わる。スウェーデン製TVドラマの監督としてキャリアを積み、「Bert: Den siste oskulden」(95)で長編映画監督デビュー。
「Kontorstid」(03)やゴールデン・ビートル賞最優秀監督賞受賞作「Four Shades of Brown」(04)を経て、「ぼくのエリ 200歳の少女」(08)でトライベッカ国際映画祭の最優秀作品賞ほか数々の映画祭の賞を受賞、国際的な注目を集める。
ゲイリー・オールドマンを主演に迎えた「裏切りのサーカス」(11)もベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、アカデミー賞で3部門にノミネートされるなど評価された。近年の映画監督作に「スノーマン 雪闇の殺人鬼」(17)、「ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル」(19)など。兄のダニエル・アルフレッドソンも映画監督。