アナ・デ・アルマス
キューバ・ハバナ出身。14歳から4年間、ハバナの国立演劇学校に所属。2006年、16歳のときに「カリブの白い薔薇」で映画デビューを果たす。
その後スペインに移り、映画だけでなくTVドラマにも出演。主演作「灼熱の肌」(09・日本劇場未公開)では大胆なセックスシーンに挑み、同国で話題を呼んだ。14年に米ロサンゼルスに移住し、キアヌ・リーブス製作・主演の「ノック・ノック」(15)、「エクスポーズ 暗闇の迷宮」(16)などでヒロイン役を演じて徐々に注目を集め、リドリー・スコット製作総指揮、ドゥニ・ビルヌーブ監督のSF大作「ブレードランナー 2049」(17)で、ライアン・ゴズリング演じる主人公の恋人役に抜てきされブレイクする。
その後は「イエスタデイ」「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(ともに19)、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」(20)、「グレイマン」(22)などの話題作に続々出演。マリリン・モンローを演じた「ブロンド」(22)で第95回アカデミー主演女優賞にノミネートされた。