沖田修一
01年に日本大学芸術学部映画学科を卒業。短編作品「鍋と友達」(02)が、第7回水戸短編映像祭でグランプリを受賞する。「進め!」(05)は黒澤明記念ショートフィルム・コンペティション04-05にノミネートされ、オムニバス映画「ライフ・シネマティック 映画的人生 1」(06)の一編として上映された。06年、初の長編作「このすばらしきせかい」を監督し、元南極観測隊員・西村淳のエッセイを映画化した「南極料理人」(09)で商業映画デビューを果たす。同作で、現役プロデューサーが審査員を務める新人監督賞、新藤兼人賞の金賞に選ばれるなど高く評価される。劇場映画2作目となる「キツツキと雨」(11)は、東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。