ピーター・ウェラー
米ウィスコンシン州出身。ピアニストの親類の影響で若い頃からジャズに興味を持ち、北テキサス大学で演劇を学ぶ。卒業後は奨学金を得てニューヨークに移り、アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに所属。ブロードウェイの舞台で俳優として研鑽を積み、演劇学校の名門アクターズ・スタジオのメンバーにも迎えられる。1979年、西部劇「新・明日に向って撃て!」でスクリーンデビュー。ホラー「マッド・ティース」(83)の主演を経て、大ヒットSFアクション「ロボコップ」(87)のタイトルロールに抜てきされてブレイクを果たし、続編「ロボコップ2」(90)でも同役を務めた。その他の出演作に、デビッド・クローネンバーグ監督がウィリアム・S・バロウズの小説を映画化した「裸のランチ」(91)、「スクリーマーズ」(96)、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13)などがある。