新堂冬樹 : ウィキペディア(Wikipedia)

は、日本の小説家、推理作家、芸能プロモーター、映画監督。大阪府出身。工業高校中退。

略歴

  • 1998年、『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞してデビュー。
  • 2007年2月14日、芸能プロダクション「新堂プロ」を設立。
  • 2009年、『劇場版 虫皇帝』で映画監督デビュー。

人物

10代の頃から闇金融の世界で働いていたことを公言し、現在も金融コンサルタントを兼業している。その経歴を生かした「カネ」や「女」などの欲望渦巻く「裏社会」を描いたノワール小説を書く一方で対極的に静謐な純愛小説も書いており、ファンは前者を「黒新堂」、後者を「白新堂」と呼ぶ。オフィシャルブログのタイトルを「白と黒」とするなど、本人も公認の呼称である。

昆虫好きで、DVDソフト『世界最強虫王決定戦』の監修を務めている。また、『虫皇帝』シリーズを新堂プロにおいて製作。自ら監督・構成・ナレーションを担当する。

著作

小説

溝鼠シリーズ三部作

  • 溝鼠(2002年4月 徳間書店 / 2005年3月 トクマ・ノベルズ / 2006年3月 徳間文庫 / 2011年2月 幻冬舎文庫)
  • 毒蟲vs.溝鼠(2006年4月 徳間書店 / 2008年3月 トクマ・ノベルズ / 2009年10月 徳間文庫 / 2011年12月 幻冬舎文庫)
  • 溝鼠最終章(2013年1月 徳間書店 / 2014年8月 徳間文庫)

ノンシリーズ

  • 血塗られた神話(1998年8月 講談社 / 2001年7月 講談社文庫 / 2008年10月 幻冬舎文庫)
  • 闇の貴族(1999年6月 講談社 / 2002年6月 講談社文庫 / 2008年12月 幻冬舎文庫)
  • ろくでなし(1999年12月 講談社 / 2002年10月 幻冬舎文庫)
  • 無間地獄(2000年5月 幻冬舎 / 2002年8月 幻冬舎文庫)
  • カリスマ(2001年3月 徳間書店 / 2003年4月 トクマ・ノベルズ / 2004年3月 徳間文庫 / 2009年12月 幻冬舎文庫)
  • 鬼子(2001年10月 幻冬舎 / 2003年4月 幻冬舎文庫)
  • 悪の華(2002年10月 光文社 / 2005年1月 カッパ・ノベルス / 2006年10月 光文社文庫 / 2011年4月 幻冬舎文庫)
  • 忘れ雪(2003年1月 角川書店 / 2005年2月 光文社文庫)
  • 炎と氷(2003年10月 祥伝社 / 2006年3月 祥伝社文庫)
  • ある愛の詩(2004年1月 角川書店 / 2006年2月 角川文庫)
  • 銀行籠城(2004年3月 幻冬舎 / 2007年10月 幻冬舎文庫)
  • 三億を護れ!(2004年4月 徳間書店 / 2006年10月 トクマ・ノベルズ / 2007年12月 徳間文庫)
  • アサシン(2004年8月 角川書店 / 2006年11月 カドカワノベルズ / 2008年10月 角川文庫)
  • 動物記(2004年10月 角川書店 / 2008年1月 角川文庫)
  • 背広の下の衝動(2004年11月 河出書房新社)
    • 【改題】ホームドラマ(2006年11月 河出文庫)
  • 吐きたいほど愛してる。(2005年1月 新潮社 / 2007年8月 新潮文庫)
    • 収録作品:半蔵の黒子 / お鈴が来る / まゆかの恋慕 / 英吉の部屋
  • 僕の行く道(2005年2月 双葉社 / 2006年8月 双葉文庫)
  • 聖殺人者(2005年3月 光文社 / 2008年2月 光文社文庫 / 2011年6月 幻冬舎文庫)
  • 天使がいた三十日(2005年6月 講談社 / 2010年12月 幻冬舎文庫)
  • 誰よりもつよく抱きしめて(2005年9月 光文社 / 2008年10月 光文社文庫)
  • 砂漠の薔薇(2006年1月 幻冬舎 / 2008年4月 幻冬舎文庫)
  • 黒い太陽(2006年3月 祥伝社 / 2008年9月 祥伝社文庫)
  • 底なし沼(2006年8月 新潮社 / 2009年2月 新潮文庫)
  • ぼくだけの☆アイドル(2006年8月 光文社 / 2009年6月 光文社文庫)
  • あなたに逢えてよかった(2006年10月 角川書店 / 2010年1月 角川文庫)
  • 百年恋人(2007年4月 双葉社 / 2010年5月 双葉文庫)
  • 日本一不運な男(2007年5月 中央公論新社)
    • 【改題】ミッション(2010年4月 中公文庫)
  • 摂氏零度の少女(2007年11月 幻冬舎 / 2009年10月 幻冬舎文庫)
  • ブルーバレンタイン(2007年12月 角川書店 / 2008年12月 カドカワノベルズ / 2010年7月 角川文庫)
  • 枕女優(2008年5月 河出書房新社 / 2010年6月 河出文庫)
  • 夜騎士物語(2008年8月 双葉社 / 2012年5月 ハルキ文庫)
  • 女王蘭(2008年10月 祥伝社 / 2011年3月 祥伝社文庫)
  • 女優仕掛人(2009年1月 角川書店 / 2009年11月 カドカワノベルズ / 2010年10月 角川文庫)
  • アンチエイジング(2009年2月 ポプラ社)
    • 【改題】整形夫婦―アンチエイジング(2013年2月 ポプラ文庫)
  • 不倫純愛(2009年2月 新潮社 / 2011年1月 新潮文庫)
  • 君が悪い(2009年2月 光文社 / 2011年8月 光文社文庫)
  • 殺し合う家族(2009年3月 徳間書店 / 2010年9月 徳間文庫)
  • ギャングスタ(2009年6月 徳間書店 / 2010年12月 徳間文庫)
  • 引き出しの中のラブレター(2009年8月 河出書房新社 / 2011年6月 河出文庫)
  • ブラック・ローズ(2009年12月 幻冬舎 / 2011年8月 幻冬舎文庫)
  • 白と黒が出会うとき(2010年4月 河出書房新社)
    • 【改題】白い毒(2013年11月 河出文庫)
  • 純恋(2010年11月 徳間書店 / 2012年10月 徳間文庫)
  • 華麗なる欺き(2011年3月 角川春樹事務所 / 2012年8月 ハルキ文庫)
  • 帝王星(2011年6月 祥伝社 / 2013年6月 祥伝社文庫)
  • 悪虐(2011年7月 幻冬舎 / 2013年10月 幻冬舎文庫)
  • アキバの帝王(2011年8月 講談社 / 2014年8月 文芸社文庫)
  • 硝子の鳥(2011年8月 角川書店 / 2013年8月 角川文庫)
  • 白い鴉(2011年9月 朝日新聞出版 / 2012年12月 双葉文庫)
  • 哀しみの星(2012年2月 角川書店 / 2014年8月 角川文庫)
  • 傷だらけの果実(2012年9月 河出書房新社 / 2020年1月 河出文庫)
  • 君想曲(2012年11月 双葉社 / 2015年8月 双葉文庫)
  • 別れさせ屋の恋―パルフェタムール(2013年1月 ポプラ社)
  • 東京バビロン(2013年5月 幻冬舎 / 2015年10月 幻冬舎文庫)
  • たったひとつの花だから(2013年8月 中央公論新社 / 2015年8月 中公文庫)
  • 逃亡者(2013年11月 角川春樹事務所 / 2015年4月 ハルキ文庫)
  • キャバクラ探偵事務所(2014年1月 河出書房新社)
  • 瞳の犬(2014年10月 角川書店 / 2017年6月 角川文庫)
  • 少女A(2014年10月 祥伝社 / 2017年7月 祥伝社文庫)
  • 熱血教師カオルちゃん(2015年8月 角川春樹事務所)
    • 【改題】ウチの担任が熱すぎて!(2020年7月 双葉文庫)
  • ホームズ四世(2016年8月 講談社)
  • 私立 新宿歌舞伎町学園(2016年11月 KADOKAWA / 2019年5月 角川文庫)
  • 制裁女(2016年12月 徳間書店 / 2018年4月 徳間文庫)
  • 紙のピアノ(2017年2月 双葉社 / 2019年10月 双葉文庫)
  • 血(2017年3月 中央公論新社 / 2020年2月 中公文庫)
  • 夜姫(2017年3月 幻冬舎 / 2019年8月 幻冬舎文庫)
  • 痴漢冤罪(2017年11月 祥伝社 / 2020年11月 祥伝社文庫)
  • 不倫純愛 一線越えの代償(2017年12月 幻冬舎文庫)
  • 枕女王(2018年3月 河出書房新社)
  • ASK トップタレントの「値段」(2018年5月 集英社 / 2020年9月 集英社文庫)
  • 少年は死になさい…美しく(2019年3月 中央公論新社)
  • カリスマvs.溝鼠 悪の頂上対決(2019年6月 徳間書店)
  • 極限の婚約者たち(2019年7月 双葉社)
  • 神を喰らう者たち(2019年10月 光文社)
  • 医療マフィア(2019年11月 祥伝社文庫)
  • 犯人は、あなたです(2019年11月 河出書房新社)
  • 絶対聖域(2020年2月 講談社)
  • 動物警察24時(2020年10月 光文社)
  • 誘拐ファミリー(2020年11月 双葉社)

その他

  • 黒新堂冬樹のブラック営業術(2010年2月 宝島社)
    • 【改題】新堂冬樹の成り上がり処世術(2011年3月 宝島sugoi文庫)
  • 新堂冬樹の女の取扱説明書(2010年11月 あさ出版)
  • 彼の「いちばん大切な人」になるたったひとつのルール(2011年12月 宝島社)
    • 【改題】彼が夢中にならずにいられない、最高の彼女になる方法(2014年8月宝島sugoi文庫)
  • 大ヒットは大反対から生まれる!―掟破りの成功法則(2012年6月 ヒカルランド)

メディア展開

★=原作提供

映画

  • 9+1(ナインプラスワン)(2008年8月2日公開、配給:新堂プロ・タキ・コーポレーション、監督:及川中、主演:高橋亜弓) - エグゼクティブプロデューサー
  • ぼくとママの黄色い自転車(2009年8月22日公開、配給:ティ・ジョイ、監督:河野圭太、主演:武井証、原作:僕の行く道)★
  • 劇場版 虫皇帝(2009年8月29日公開、配給:彩プロ、監督:新堂冬樹) - 初監督作品
  • 引き出しの中のラブレター(2009年10月10日公開、配給:松竹、監督:三城真一、主演:常盤貴子)★
  • 不倫純愛(2011年1月22日公開、配給:クロックワークス、監督:矢崎仁司、主演:嘉門洋子)★
  • ギャングスタ(2011年2月12日公開、配給:サンクス・ラボ、監督:川野浩司、主演:崎本大海)★
  • アサシン(2011年10月8日公開、配給:株式会社ゴー・シネマ、監督:小原剛、主演:馬場良馬)★
  • 忘れ雪(2015年11月7日公開、配給:アーチ・エンタテインメント、監督:ハン・サンヒ、主演:チャンソン)★
  • W〜二つの顔を持つ女たち〜(2015年12月12日公開、配給:アイエス・フィールド、監督:藤田真一、主演:加弥乃)★

テレビドラマ

  • ある愛の詩(2006年3月26日、TBS系「DoCoMoドラマスペシャル」として放送、主演:黒木メイサ)★
  • 黒い太陽(2006年7月28日-9月25日、全8話、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送、主演:永井大)★
    • 黒い太陽'07スペシャル(2007年9月21日)
  • ぼくだけの☆アイドル(2007年1月1日、テレビ東京系「新春ドラマスペシャル」として放送、出演:永井大)★
  • どうぶつ119(2007年6月30日、日本テレビ系、主演:速水もこみち) - 原案

オリジナルビデオ

  • 無間地獄 凶悪金融道(2003年1月10日、ジャパンホームビデオ、監督:池田敏春、主演:竹内力)★
  • 無間地獄 凶悪金融道2(2003年3月14日、ジャパンホームビデオ)★
  • 炎と氷(2004年12月25日、ヤ・ルゼ、GPミュージアムソフト、出演:竹内力、宇梶剛士)★
  • 炎と氷2(2005年1月25日、GPミュージアムソフト)★
  • 溝鼠VS.毒蟲(2009年1月25日、GPミュージアムソフト、監督:横井健司、出演:竹原慎二夏生ゆうな)★
  • 毒蟲VS.溝鼠 完結編(2009年3月25日、GPミュージアムソフト)★

舞台

  • 宝塚歌劇雪組公演「忘れ雪」(2009年1月8日 - 18日 宝塚バウホール、1月23日 - 29日 日本青年館、主演:音月桂)★

漫画

  • 炎と氷(2004年 - 2005年、実業之日本社、全5巻、週刊漫画サンデー、作画:千葉きよかず)★
  • カリスマ(2004年 - 2006年、双葉社、全4巻、漫画アクション、作画:西崎泰正)★
  • 無限地獄(2005年 - 2006年、双葉社、全5巻、漫画アクション、作画:早川ナオヤ)★
  • 黒い太陽 (2006年 - 2007年、実業之日本社、全5巻、週刊漫画サンデー、作画:笠原倫)★
  • 夜騎士物語(2007年 - 2008年、双葉社、全4巻、漫画アクション、作画:早川ナオヤ)★
  • 続黒い太陽 女王蘭(2009年 - 2010年、芳文社、1巻、週刊漫画TIMES、作画:笠原倫)★
  • ASK アスク(2018年 - 、集英社、3巻、グランドジャンプめちゃ、作画:東西)★

Web

  • 記憶の中のミライ(2009年7月1日 - 9月5日、BeeTV、企画:安達元一) - 制作総指揮、エキストラ出演

プロモーションビデオ

  • 篠原楓 『GAP&SHOCK』(2009年) - 監督

CD

  • ある愛の詩 「青の奇跡」(2004年2月11日、コロムビアミュージックエンタテインメント) - 作詞作曲
小説『ある愛の詩』の内容に即して、作者自身が監修し、井上鑑がサウンド・プロデュースを担当したイメージ・アルバム。

作詞

  • Skoop On Somebody「恋雨 feat. WHEE」「秋恋」

出演

テレビ

  • うぇぶたま(2007年8月24日、テレビ東京)
  • R30(2008年1月11日、TBS)
  • 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中(2009年5月29日、日本テレビ)
  • サンデージャポン(2009年6月21日 - 、TBS) - 準レギュラー
  • FUJIWARAのありがたいと思えッ!(2009年10月3日、2010年3月20日、4月3日、テレビ東京)
  • 玉ニュータウン(2009年10月14日、テレビ埼玉)
  • 思い込みは一生の恥!クイズ本当にそれでいいんですね?(2010年4月1日、日本テレビ)
  • 宮崎美子のすずらん本屋堂(2012年10月9日、BSイレブン) - ゲスト出演。『傷だらけの果実』、ニール・ドナルド・ウォルシュ著『神との対話』について等。

出典

関連項目

  • 虫王

外部リンク

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