柴田秀勝 : ウィキペディア(Wikipedia)

柴田 秀勝(しばた ひでかつ、1937年3月25日 - )は、日本の声優、俳優、ナレーター、演出家。東京都台東区浅草田原町出身。RME所属で、同社の代表取締役会長。妻は声優の関根明子キネマ旬報社『声優辞典・第一版』に先妻は北浜晴子とあるが、これは誤り。。

来歴

生い立ち

1937年、東京府東京市下谷区浅草田原町(現:東京都台東区浅草)で経師屋の息子として生まれる。父は表具師だった。4 - 5歳の頃から近所の映画館へ遊びに行き、清水金一榎本健一を観て育つ。

小学3年生の時に東京都港区愛宕の愛宕山に転居。転居してから間もない頃に兄が行方不明になった。

小さい頃から吃音症により、た行がうまく言えず、そこで詰まっていた。それを治そうと、小学校時代の担任の教師が、国語の授業に力を入れてくれて、何回も指名して、皆の前で読ませたりして、訓練してくれたという。その一つとして、演劇を教えてくれたという。しかし中学、高校進学後も、相変わらず治らなかったが、演劇には興味を持っていたため、続けてはいたという。

当初目標としていたのは歌手だった。当時は教師も色々調べてくれて、ある日、「吃音症は歌うと、どもらないと云われているから試してみろ」、「吃音症でも、歌を歌うとどもることがない」と言われ、教えてくれて、試してみたところ、どもらず、当初は歌手になろうと決意した。歌の世界を目指してラジオののど自慢番組に出場したが、結果は鐘2つで落選。それで、「あ、俺には才能がないな」と歌を断念した。その時に教師が卒業前に、「歌がダメなら、歌舞伎をやれ。歌舞伎の台詞は“歌うが如く”」と言ってくれて、歌舞伎の世界を目指したという。

西桜小学校卒業柴田秀勝 プロフィール。当時は天童と呼ばれていたが、中学校に入ると「ビリから三番目」になったとのこと。

麻布中学校・高等学校卒業。中学時代で最初に出演していた舞台は『同志の人々』。当時はこれに出演してもらうために、十七代目 中村勘三郎に「中学生が一升瓶持ってよろしくお願いいたします」とご挨拶に行っていたという。勘三郎も、「面白いヤツだ」と思ってくれたようで、その後も良くしてくれた。中学時代はバス通学をしていたが、当時は車掌に行き先を伝えて切符を買うという規則であり、吃音症から家のある虎ノ門(とらのもん)が言えず、次駅の田町駅(たまち)も言えなかったため、その次駅である新橋駅まで乗って、毎日二駅歩いて戻ってきていた。そのため、た行が言えるように克服するため、高校の頃に演劇部に入部した。男子校だったため、女役には困っており、女子校の演劇部を駆けずり回り、女生徒を借りてきたという。「歌舞伎独特の“七五調”の台詞を、ゆっくりと声高らかに発声していけば、言葉の問題も解消するのではないか」と考えたことからそれまでのクラブの伝統を破り、歌舞伎を上演することを思いつき、初めて女形の経験もしていた。中学、高校時代と歌舞伎を続けて、「さて、大学をどこにしようかと考えていたところ、日本大学芸術学部しかなかったというわけだった。当時、歌舞伎を勉強できる大学は学習院大学と早稲田大学と日本大学芸術学部と3つしかなかった。そこで、先生に「歌えば言葉はつかえない。歌舞伎の台詞は歌うようなリズムがあるから、演劇が好きなら歌舞伎を勉強できる日本大学芸術学部に行ってみたら」と言われ、日本大学芸術学部演劇科に進学する。国劇研究会で歌舞伎を専攻し、坂東秀調の指導を受ける。

大学4年生になり、歌舞伎の世界へと就職するつもりだった。日本大学芸術学部の卒業公演では『勧進帳』を出演。その時は衣装も、二代目 尾上松緑のものをそのまま使わせてもらっていたことから松竹全面協力でスタッフ全員、松竹から派遣されてきていたという。それで松竹創業者で当時、会長だった大谷竹次郎が「学生から歌舞伎役者を輩出しよう」と学士俳優を始めて、柴田も日本大学芸術学部卒業後、関西歌舞伎に就職することになったという。

キャリア

大学卒業後、前述のとおり、関西歌舞伎に就職が決まっていたが倒産し、失業。意気消沈して新宿ゴールデン街を歩いていて見つけた売り店舗を購入。1958年4月にスタンドバーを開店させ、同年に俳優活動を開始する。新東宝からハンサムタワーズの第二期生としてデビュー。当時は端役ばかりであったという。洋画の吹き替えもしてもらっていたという。テアトル・エコーへの入団を希望するも不合格。1959年頃、東宝演劇部で立ち上げた俳優養成所を受けようかとも思ったが、応募者が殺到して狭き門になっていたという。1960年、テレビドラマ『熱血カクタス』で主役のカクタス役を演じる(なお、当時これを紹介した雑誌記事に芸名を「柴田勝彦」と記したものがあったが、これは誤りである柴田秀勝著『柴田秀勝 役者稼業50年』19ページ)。当時の柴田は「生活感が表現できる役者になりたい」という理想を持っていたが、実際は生活感のある演技ができず、実写俳優の仕事をしていく中で「これ以上、役者(実写俳優)を続けるのは無理だ」と悩むようになる。東映動画のプロデューサーだった籏野義文からの依頼で1963年に『狼少年ケン』で初めてアニメに出演。

その後、大学時代の同級生で歌舞伎仲間だった久保進(後の青二プロダクション会長)に「声専門のプロダクションを始めたいから、いっそのこと声優の専門家にならないか。」と言われ、声優になる。SOS、松竹、太平洋テレビ、劇団未来劇場、東京俳優生活協同組合、TAPの所属を経て、1969年、久保らと共に青二プロダクションを設立。「新会社の立ち上げに力を貸してほしい」ということで、大学時代の同級生でテアトル・エコーのマネージャーだった黒田洋を招き入れた。結成1年後、黒田が営業部長として加わって、この3人の役員でスクラムを組み、青二プロダクションを発展させてきた。声優の本格デビュー作は同年放送の『タイガーマスク』のミスターX役だが、含み笑いで演じたところ、リズムに乗れたからか、た行で詰まる癖を克服できた。それからは精神的にも余裕が出来て、どんな役がきても大丈夫とのことで、ナレーションも請けるようになったと言う。

ドキュメンタリー映画のナレーションで、第28回国際産業映画・ビデオ祭 文部大臣賞、第29回国際産業映画・ビデオ祭 通商産業大臣賞を受賞している。

2004年、RME株式会社を設立し、代表取締役会長に就任。新人・後輩声優の育成に力を注いでいる。

現在まで

2017年1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第13位に選ばれる声優200人が本気で選んだ「声優総選挙2017」結果発表 - アニメイトタイムズ。

2020年4月1日、妻の関根明子とともに、創設時より所属していた青二プロダクションからRMEに所属事務所を移籍した。

特色

音域はA-C。方言は江戸弁。

声優としては、多数のアニメ、洋画に出演の他、テレビのナレーションも務めている。

役柄としては、特撮・アニメを問わず、威厳ある悪役、地位の高い人物役、歴代の強敵・巨悪を演じている。一方、ナレーションとしては、甘味のある語りも多数である。

2014年時点では『NARUTO -ナルト-』の三代目火影役、『鋼の錬金術師』のキング・ブラッドレイが好きと語っている。

実写作品では、『仮面ライダーストロンガー』のジェネラルシャドウが広く知られているものの、自身はほとんど記憶に残っていないと語っている。特撮作品においては、このジェネラルシャドウが最初のレギュラー出演ということになったという。あの頃、マネージャーを担当していた前述の黒田が取ってきてくれた仕事だったという。ジェネラルシャドウの依頼が来ていたのも、前述の縁だったと語る。これをきっかけとして以後も様々な特撮作品で呼んでもらえるようになったわけであることから、非常に思い出深いキャラクターになったという。ジェネラルシャドウは、東映生田スタジオで収録していたが、ラッシュの関係もあるため、そこは面倒でも毎週通っていたと語る。当時の吹き替え専門の役者は、メジャーのような存在ではなく、まだまだ地位の低い縁の下の力持ちであり、監督と一度もお目に掛かったことがなかった。現場で会っていたのは、音響監督を兼ねた助監督、録音技師でまだ声優という立ち位置するあやふやな時代だったことから、業界的にも凄く低く見られていた。一度、横柄な「おいコラ口調」で指示を出していた助監督と大ゲンカして、アフレコ途中で帰ってしまったことがあった。その後、監督にたしなめられたようで、すぐにその助監督が引き留めに追いかけてきたという。東映生田スタジオでは、事実上の音響監督を務めていた太田克己と話しした覚えがなく、演出的な指示を出していたのは、助監督だったという。人形劇『Xボンバー』に登場するジェネラル黒田はこのジェネラルシャドウをかけたキャラクターで、このキャラクターの声も柴田が演じていた。また『瀬戸の花嫁』でもそれにあやかったキャラクター・ジェネラル番長を演じている)。2011年公開の「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」では36年振りにジェネラルシャドウの声を担当した。その時は素直に嬉しかったという。その時の演技は監督の金田治も「どうぞ柴田さんの思うようにやってください」と、ただそれだけであり、2018年時点では「本当にありがたいことだ」と思っているという。

「スーパー戦隊シリーズ」では5度にわたりレギュラー出演を果たしており、そのうち2作品は悪の首領を演じた。

人物

「声優とは、俳優の一部」および「声優の前に俳優であれ」との考えを持つことから、これから声優を目指す若人には「心を演じる、人を演じるような俳優になれ」と教えており、「自分が役者であることを自覚すればやっていけるだろう」とのことである。他者が声優を目指すことに抵抗は無い一方で、近年の若手声優に対しては「映像に声をあてることだけは僕らよりうまいが、心と人間を演じきれていない」「若い人たちの演技はどうしても底が浅いような気がしてならない」と苦言を呈している柴田秀勝の声優道 第3回 声優になるためには〜声優? 誰でもなれるはずです!〜

RMEの会長を務める傍ら、東京都新宿区歌舞伎町の新宿ゴールデン街にある会員制バー「突風」のマスターも務めている。就職先だった関西歌舞伎が倒産し、意気消沈して新宿を歩いていて見つけた売り店舗を購入。役者活動開始とほぼ同時期の1958年4月に「スタンドバー TOP(トップ)」として開店。その後、劇団未来劇場の仲間たちと店名を「突風」にしてリニューアルする。同店は新宿ゴールデン街最古参で、役者や業界の関係者が集う店で知られる。1965年3月28日、1992年5月6日、2003年6月15日と過去3回もらい火に遭っている。次原隆二の漫画『レストアガレージ251車屋夢次郎』、辻真先の小説『迷犬ルパンシリーズ』に登場する。なお、柴田は『翔んだパープリン』にスナックのマスター役で出演していた。

キノトールが在籍していたテアトル・エコーなら「何とか入れるかもしれない」と思い面接を受けに行ったが、納谷悟朗に落とされた。後年、東京ディズニーランドのシンデレラ城がオープンした時、その流れで納谷が「突風」に来たことがあり、「納谷さん、あのとき僕を落としたの、覚えてます?」と訊いたところ、「いや、ぜんぜん覚えてない」と返され参ってしまったという。「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」で納谷と久々に共演したが、あれがご一緒した最後の作品となってしまった。その頃まで柴田のことを「ひでかつ」と呼び捨てにしてくれたのは、納谷くらいしかいなかったという。そのアフレコの際、納谷が「おい、ひでかつ。今日は先にやって帰ってくれ。後は俺ひとりでのんびりやりたいから」と、その時は「まさか先輩を差し置いて先に帰れるわけないじゃないですか」と言った。納谷は冗談めいた口調で「俺はこれがもう最後の仕事になるかもしれないから、頼むから好きにさせてくれよ」とそうまで言われると先に帰るしかなく、結局、それが納谷と言葉を交わした最後になってしまった。その後しばらくて、大泉に新設された録音スタジオに訪れたことがあり「ああ、僕たちみたいな吹き替え役者のために、今ではこんな立派なスタジオが建てられる時代になったのか」と、しみじみ想ったことがあった。それもこれも、すべては納谷たちを始めとする先輩たちの苦心の賜物だった。その時は「たかが吹き替え屋ふぜいが」と蔑まれながらも、「実直に声の芝居に磨きを掛けてきた偉大な先人たちの成果が、今こうして目に見える形で結実したんだなあ」、「こんな立派なスタジオで納谷さんたちご一緒できたなら」とそう考えると、思わずこみ上げてくるものがあったという。

『熱血カクタス』で共演した内海賢二に対して、自身のバーの2階を下宿として提供し、そのうえアルバイトのバーテンとして雇い、彼の生活を援助した『昭和声優列伝 テレビ草創期を声でささえた名優たち』、303-304頁。内海は生前声優生活初期に面倒を看てくれた柴田と八奈見乗児への感謝を忘れなかったと言う。

キートン山田を声優に誘ったのは柴田である。山田がアルバイトをしながら役者生活をしていた時期、アルバイト先のスナックの店主が柴田と知り合いだったため、柴田が店によく訪ねて来ていて、山田と面識ができた。ある日、柴田が「声専門のプロダクションができるから、履歴書を書いて来い」と山田に言い、創立したばかりの青二プロダクションに預かりで所属させた。

後輩である塩沢兼人とは親交があり、柴田は「俺が死んだら弔辞はお前が読んでくれ」と言っていた。しかし、塩沢の急逝(2000年5月)によって実際には塩沢の弔辞を柴田が読むことになった。その弔辞の中で、柴田は「バカヤロー」と怒りを交えながら深く嘆いている朝日新聞2000年5月29日5面「惜別 声優 塩沢 兼人さん」(朝日新聞縮刷版2000年5月号p.1449)朝日新聞社。

小村哲生とは仲が良く、「声の仕事をやれ」と誘ったことで小村は声の仕事を始めたという。小村によると柴田の繋がりで、青二塾の卒業生が巡回公演に参加してくれるという。

柴田が『水戸黄門』(25〜27部)のナレーションをしていた頃、大塚周夫が「水戸黄門見てるぞ! いいよ、なかなかいい! でも、ターゲットが広すぎるよ。テレビの前で見ているのは1人だ。そんなイメージでしゃべってごらん」と言われ、今までテレビの前に何人いるかといったことは考えておらず衝撃を受けた。それ以来、マイクの前に立つときの心持ちは大きく変わった。

元内閣総理大臣の福田康夫は麻布中学・高校の同級生である。

結婚は早く、元妻との間に息子と娘がおり、子供は離婚後に柴田が引き取ったという。

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

劇場アニメ

OVA

Webアニメ

  • クレヨンしんちゃん外伝 お・お・お・のしんのすけ(2017年、校長 / 町長)
  • ケンガンアシュラ(2019年 - 2023年、片原滅堂)- 3シリーズ
  • スーパードラゴンボールヒーローズ プロモーションアニメ(2021年、破壊王 超一星龍)
  • 範馬刃牙(2023年、範馬勇一郎)

ゲーム

吹き替え

担当俳優

映画(吹き替え)

  • 悪魔が夜来る(マルセル・エラン)※TBS版
  • アップルとわたしのカラフルな世界(チャーリー〈バート・レイノルズ〉)
  • アパッチ砦(サースデイ中佐〈ヘンリー・フォンダ〉)※PDDVD版
  • (コオ)
  • 海の上のピアニスト(楽器屋店主〈ピーター・ヴォーン〉)※BD版
  • (アーチー・スパークス〈フレッド・ウォード〉)
  • エンド・オブ・ザ・ワールド(フランク〈マーティン・シーン〉)
  • 大いなる決闘(メネンデス)
  • オックスフォード連続殺人(アーサー・セルダム教授〈ジョン・ハート〉)
  • 女処刑人(保安官)
  • 恐怖のエアポート(トム〈ジャック・ギン〉)
  • (オマール〈ルイス・ガティカ〉)
  • クイーン・イン・ザ・ミラー -女王の召喚-(スミルノフ〈ダニエル・カッシュ〉)
  • 群盗荒野を裂く(フェレイラ中尉〈アルド・サンブレル〉、グァポ)
  • コールド マウンテン(モンロー牧師〈ドナルド・サザーランド〉)※Netflix版
  • コロラド(カーター〈レイ・コリンズ〉)※PDDVD版
  • ザ・フォージャー 天才贋作画家 最後のミッション(ジョセフ・カッター〈クリストファー・プラマー〉)
  • ザ・ロック(フランシス・ハメル准将〈エド・ハリス〉)※ソフト版
  • THE UPSIDE 最強のふたり(フィリップ〈ブライアン・クランストン〉)
  • シェーン(ルーフ・ライカー〈〉)※PDDVD版
  • ジャイアンツ(デヴィッド・カーフリー卿〈ロッド・テイラー〉)※TBS版
  • ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門(シャオ・フェン〈ジェームス・ティエン〉)
  • スーパーコップ90(ハンス・ローリック)※VHS版
  • スタークラッシュ(アクトン〈マージョー・ゴートナー〉)※TBS版
  • セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(クリストファー・チェナリー〈スコット・グレン〉)
  • 曹操暗殺 三国志外伝(曹操〈チョウ・ユンファ〉)
  • ゾディアック 覚醒(ゾディアック〈スティーヴン・マクハティ〉)
  • ダーティファイター 燃えよ鉄拳(ジェームズ・ビークマン〈ハリー・ガーディノ〉)
  • 007/カジノ・ロワイヤル(クーパー〈〉)※日本テレビ版
  • 沈黙の要塞(マイケル・ジェニングス〈マイケル・ケイン〉)※ソフト版
  • D-WARS ディー・ウォーズ(ジャック〈ロバート・フォスター〉)
  • トゥルー・ロマンス(クリフォード・ウォーリー〈デニス・ホッパー〉)※ソフト版
  • ドラゴン太極拳(金魔王〈ロー・リエ〉)
  • ドリヴン(カール・ヘンリー〈バート・レイノルズ〉)※日本テレビ版
  • (チャーリー〈エディ・コンスタンティーヌ〉)
  • ナバロンの要塞(アンドレア・スタブロス大佐〈アンソニー・クイン〉)※ソフト版
  • 逃げる天使(ロック・ライリー〈トム・ベレンジャー〉)
  • パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(ビル・ターナー〈ステラン・スカルスガルド〉)
  • パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(ビル・ターナー〈ステラン・スカルスガルド〉)
  • バニシング・レッド(ジャック'ルディ'ラディシル〈ボー・スター〉)※VHS版
  • パニック・イン・スタジアム(ピーター・ホリー〈チャールトン・ヘストン〉)※テレビ東京版
  • パラダイス・アレイ(スティッチ〈ケヴィン・コンウェイ〉)
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(クリーチャー〈〉)
  • ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(クリーチャー〈サイモン・マクバーニー〉)
  • (ラビ〈エリオット・グールド〉)
  • 百万長者と結婚する方法(ハンリー〈ウィリアム・パウエル〉)※PDDVD版
  • ピラニア3D(マシュー・ボイド〈リチャード・ドレイファス〉)
  • ファーザー(アンソニー〈アンソニー・ホプキンス〉)
  • ブラッド・シティ/L.A.ヴァンパイア(ジョン・ビリングス警部〈ランス・ヘンリクセン〉)
  • フレンチ・コネクション(アンリ・デヴロー〈フレデリック・ド・パスカル〉)※フジテレビ版
  • (ラトリッジ軍曹〈アート・ラフルー〉)
  • ボディーハード(ロベルト・ラルゴ〈マイケル・アイアンサイド〉)
  • マスターズ/超空の覇者(スケルター〈フランク・ランジェラ〉)※テレビ東京版
  • マッドマックス2(ヒューマンガス)※フジテレビ版
  • マペットの夢みるハリウッド(サム、リュー・ロード〈オーソン・ウェルズ〉)※LD版
  • 魔法使いの弟子(マーリン
  • (サイモン〈トム・スケリット〉)
  • Mr.&Mrs. スミス(ファーザー〈キース・デイヴィッド〉)※テレビ朝日版
  • ミッドナイト・ラン(ジミー・セラノ〈デニス・ファリーナ〉)※テレビ朝日版
  • ミュータント・タートルズ(シュレッダー〈ジェームズ・サイトウ〉)※フジテレビ版
  • (アレクサンドル・ラルセン)
  • (リー〈チャン・イー〉)
  • ロマンシング・ストーン 秘宝の谷(ゾロ)※日本テレビ版
  • ワンス・アンド・フォーエバー(ベイジル・プラムリー上級曹長〈サム・エリオット〉)※フジテレビ版

ドラマ

  • 宇宙清掃株式会社 サルベージ・ワン パイロット版(マック)
  • 奥さまは魔女(ハリー)
  • (ギガ・シャドー)
  • キャプテンパワー(帝王ドレッド〈デヴィッド・ヘンブレン〉)
  • 刑事コジャック シーズン1 #6(ジーノ・アレッシ)
  • 刑事コロンボシリーズ
    • 刑事コロンボ 第三の終章(アラン・マロリー〈ミッキー・スピレイン〉)
    • 新・刑事コロンボ かみさんよ、安らかに(リーランド・セント・ジョン〈イアン・マクシェーン〉)
  • 三国志演義(董卓)※NHK-BS2版
  • 新スタートレック シーズン6 #23 クリンゴン神カーレスの復活(カーレスのクローン〈ケヴィン・コンウェイ〉)
  • シーズン1(ウォルター・マッカラム上院議員)
  • 地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル シーズン2 #16(ロニー・カイル)
  • 特捜刑事マイアミ・バイス
    • シーズン2 #9(オクタヴィオ・アロヨ将軍〈トーマス・ミリアン〉)
    • シーズン4 #2(メイソン・メーサー〈ジェームズ・トールカン〉)
  • ドクター・フー #19 - #22(ザイゴンの司令官 ブロトン)
  • 特攻野郎Aチーム シーズン4 #2(ダニガン)
  • ナイトライダー
    • シーズン2 #3 殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦 超パワー全開(ジャック・クレイゲン〈ジョー・ラデュウ〉)
    • シーズン3 #12 狙われた名馬!転倒に秘められた陰謀!!(ランディ・カバナウ〈ドン・ゴードン〉)
    • シーズン4 #16 大追跡!凶悪のオフロードレース(ロナルド・ベッカー〈ジョナサン・ゴールドスミス〉)
  • THE BLACKLIST/ブラックリスト(ローリー・シンクレア3世〈ジョン・ノーブル〉)
  • フリッパー シーズン1 #7(サンディ・リックス)
  • (トニー・ペトロチェリー〈バリー・ニューマン〉)
  • ボディ・オブ・プルーフ2 死体の証言(ウィルソン・ポーリー〈ピーター・ストーメア〉)
  • 名探偵ポワロ ナイルに死す(レイス大佐)※デアゴスティーニ版

アニメ

  • アラジンの大冒険(グーダ将軍)
  • イカボードとトード氏(ナレーション)
  • スター・ウォーズ ドロイドの大冒険(クレブ・ゼロック)※DVD版
  • ナッツジョブ リバティパーク奪還作戦!!(ミスター・フェン)
  • (国師)
  • トレジャー・プラネット(ビリー・ボーンズ)※追加収録部分
  • ムタフカズ -MUTAFUKAZ-(ミスターK)
  • ヘラクレス
  • ポロロ 雪の妖精村大冒険(村長)

人形劇

  • フラグルロック

特撮

人形劇

  • 紅孔雀
  • ひげよさらば(オドシ)
  • プリンプリン物語(ジャック、キング・ドロベロ)

ラジオ

  • 青春アドベンチャー「完璧な涙」・「吸血鬼ドラキュラ」・「女王の百年密室」
  • メガゾーン23 ON RADIO(ココ)
  • サイボーグ009誕生編(ブラックゴーストのボス)

デジタルコミック

  • ルパン三世 D2 MANGA(1997年、大富豪の老人)
  • VOMIC NARUTO -ナルト-(猿飛ヒルゼン)
  • VOMIC NARUTO -ナルト- 劇場版公開記念バージョン(猿飛ヒルゼン)

CD

  • 浅見光彦シリーズ「天河伝説殺人事件」(高崎義則)
  • GACKT PERFECT STORY BOOK「」
  • 彩雲国物語(霄大師)
  • CDシアター ドラゴンクエストIII(ゾーマ)
  • 新撰組異聞 蒼き狼たちの神話2 浅葱色の夜明け(芹沢鴨)
  • SOUND DRAMA 絶対調律士NoA Vol.2 (???)
  • バウンティ・ソード 外伝 -鋼鉄の龍-(ラクガドル)
  • 星くずパラダイス(宝生健)
    • 星くずパラダイス2 〜宝船歌謡大全〜(宝生健)
  • 魔界学園II 激闘編(水月ジム会長)
  • 魔乳秘剣帖(魔乳胸則)
  • ミカるんX ドラマCD 01・02(ハインリヒ)

ナレーター

  • 映像の世紀(アドルフ・ヒトラーヨシフ・スターリンウィンストン・チャーチルパブロ・ピカソ 他)
  • o-daiba.com(なんだべえの声、ナレーター)
  • Goro's Bar(天の声、ナレーター)
  • THE 1億分の8
  • The独占サンデー(「中居正広の世界ブラックジャイアンツ化計画」OPナレーター)
  • The・サンデー
  • スーパーJチャンネル
  • SUPER SURPRISE
  • 世界衝撃映像100連発 カメラが見た劇的瞬間
  • ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(罰ゲームのナレーター 他)
    • 絶対に笑ってはいけない温泉旅館一泊二日の旅(ナレーター)
    • 笑ってはいけない温泉宿一泊二日の旅in湯河原(ナレーター)
  • とんねるずのみなさんのおかげです(「デビルタカマン」・「宜保タカ子心霊バスツアー」・「近未来警察072」)
  • とんねるずのみなさんのおかげでした(「宜保タカ子心霊バスツアー」のナレーター)
  • 旅の香り〜四季の名宿めぐり〜(ナレーター、爺)
  • どきどきこどもふどき(ジョージ万三郎の声)
  • ナショナル劇場(ナレーター)※この枠のナレーションをTBS関係者以外が務めたのは柴田のみ(現「パナソニック ドラマシアター」を含めると槇大輔も該当)
    • 水戸黄門(第25部〜第27部)
    • 南町奉行事件帖 怒れ!求馬(I〜II)
    • 大岡越前 第15部
  • ユニバG物語 〜STORY OF UNIBA-G〜
  • 邦子と徹のあんたが主役(ナレーション)- テレビ朝日
  • 石ちゃん&美女軍団 あ来た!よかった!秋田新幹線 満腹グルメツアー(2018年2月3日、日本テレビ)
  • 小さな旅(手紙朗読、NHK総合)
  • 知ってるつもり?!
  • 石ちゃん&美女軍団 日光最高ご馳走ツアー(2018年4月21日、日本テレビ)

テレビドラマ

映画

  • 九ちゃん音頭(1962年、松竹映画)
  • 天使の恍惚(1972年、ATG / 若松プロダクション)
  • ゴルゴ13(1973年、東映)- サイモンの声
  • 改造人間哀歌THE MOVIE(2012年)- ※声の特別出演
  • その声のあなたへ(2022年9月30日)

舞台

  • シンフォニックドラマ 火の鳥(演出・指揮)
  • シンフォニックドラマ 雪女(演出・指揮)
  • シンフォニックドラマ お七炎情(演出・指揮)
  • 天才バカボンのパパなのだ(制作)
  • 劇団青杜 テレスコープ(演出)
  • かちかち山(制作)
  • うさぎはねてる(制作)
  • パスタとかけそば(制作)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 - 大原大次郎
  • サクラ大戦歌謡ショウ「新・愛ゆえに」- 賢人機関幹部の声
  • 青二プロダクションVoiceFair津軽雪女(演出)
  • 青二プロダクションVoiceFair桃太郎伝説異聞(演出)
  • 青二プロダクションVoiceFair天切り松 闇語り - 天切り松
  • 劇団民話芸術座 雨降り小僧 - あずきあらい
  • 劇団民話芸術座 リトルヤンキース - 座長
  • 劇団民話芸術座 おけさのひょう六 - 殿様
  • 劇団民話芸術座 終末のフール
  • シーラカンスプロデュースVol.1「戯伝写楽−その男、十郎兵衛−」(2012年2月1日-5日、全労済ホールスペース・ゼロ)- 蔦屋重三郎
  • 劇団ヘロヘロQカムパニー 獄門島(2012年2月1日 - 5日)- 鬼頭嘉右衛門
  • 舞台 ウレロ☆未公開少女 - 声の出演

テレビ番組

  • とんねるずの生でダラダラいかせて!!(犬の声、1999年)
  • 知っとこ!(2007年9月29日、毎日放送・TBS)※福田康夫のエピソードでのVTR出演
  • 萌える! 泣ける! 燃える! ゼロ年代 珠玉のアニメソングスペシャル(2010年8月14日、NHK衛星第2)
  • 邦子と徹のあんたが主役(ナレーション)- テレビ朝日
  • 博多華丸のもらい酒みなと旅2(2019年5月5日放送回・テレビ東京)
  • THEぶっちぎりTV(声の出演)
  • ザ・スクープ(ボイスオーバー)
  • コズミックフロント(ボイスオーバー)
  • 世界の果てまでイッテQ!(外国人の吹き替え)
  • 小さな旅(手紙朗読、NHK総合)
  • ドリフ大爆笑 第115回(いかりや長介の声)
  • ニュースウオッチ9(中国軍元幹部)

CM

※注記が無いCMはすべてナレーション。映画は制作または配給会社ごとに分類。

映画

  • パラマウント映画
    • 「ハンター」(1980年)
  • 松竹富士
    • 「ジャンク 死と惨劇」(1980年)
    • 「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」(1983年 - 1984年)
    • 「死霊のはらわたII」(1987年)
  • 東宝東和
    • 「ゾロ」(1982年)
  • 日本ヘラルド映画
    • 「悪魔のいけにえ2」(1986年)
    • スペースインベーダー」(1986年)
    • 「ブラドック/地獄のヒーロー3」(1988年)
    • 「レッド・スコルピオン」(1989年)
  • CICビクター
    • 「13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!」(1986年)
    • 「3人のゴースト」(1988年)
  • ユナイテッド・アーティスツ
    • 「ロッキー3」(1982年)
  • UIP映画
    • 「ポルターガイスト2」(1986年)
    • 「ポルターガイスト3 / 少女の霊に捧ぐ…」(1988年)
  • ユニバーサル・ピクチャーズ
    • 「メイフィールドの怪人たち」(1989年)
  • 20世紀フォックス
    • 「エクソシスト3」(1990年)

商品など

  • 三洋電機
    • 「くっきりタテ7」(1979年、「異邦人 -シルクロードのテーマ-」編)
  • 明光商会
    • 「MSシュレッダー」(1979年 - 1987年。1981年は竹村健一が、1985年は岡本太郎が出演したCMもある)
  • 旭化成
    • 「カシミロンコーラル」(1979年、「旭化成のせんい」)
  • バンダイ
    • 「宇宙戦艦ヤマトプラモデル」(1980年)
    • 「マシンロボ 岩石超人」(1986年)
    • 「ヤマトタケルシリーズ」(1994年)
    • 「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 攻略指令書」(2003年、デギン・ソド・ザビ役)
  • ポプラ
    • 「魔境伝説アクロバンチ驚異合体5 DX 合金トイ」(1982年)
  • アオシマ文化教材社(アオシマ)
    • 「魔境伝説アクロバンチアニメスケールキット」(1982年)
  • エポック社
    • 「ウォーゲームエレクトロニクス」(1983年)
  • ジュリア・オージェ(※美容サロン)
    • 企業広告(1983年頃、関西ローカル)
  • 久光製薬
    • 「サロンシップエース」(1984 - 1986年、出演・悪役商会)
    • 「のびのびサロンシップ」(1989年、出演・悪役商会)
  • マツダ
    • 「RX-7」(1985年、2代目 FC3S・FC3C型)
  • パルコ
    • 「スーパーバザール」(1986年)
  • 船井電機
    • 「らくらくパンだホームベーカリーの商品名。」(1987年)
  • 東宝
    • 「ジーキル博士の彷魔が刻」(1988年)
  • 寿がきや
    • 「本店の味」(1980年代)
  • カプコン
    • 「ストリートファイターII'」
  • バンプレスト
    • 「学校であった怖い話」(1995年)
  • キリンビバレッジ
    • 「アミノサプリ」(2003年3月、麒麟戦隊アミノンジャー・Tシャツプレゼント篇)
  • 東海旅客鉄道(JR東海)
    • 「博多へ行くなら新幹線」(2006年、中京ローカル)
    • 「九州行くなら新幹線」(2006年、中京ローカル)
  • 日本コカ・コーラ
    • 「一 茶花」(2008年)
  • Cygames
    • 「Tempest of the Gods 神々の騒嵐」『Shadowverse』シリーズの第4弾。(2017年3月)
ほか
備考

1980年代 - 1990年代前半(1995年頃)はフジテレビ系列で放送する番組宣伝(※特別番組を含む)のCMナレーションを担当したこともあった。以下に主な番組を挙げる。

その他コンテンツ

  • 万創のテレビアイドルえほん・ソノシート「ウルトラマンA・ヤプール人のしんりゃく」(竜五郎隊長)
  • ウルトラマンレオ ソノシート「ああ、東京大沈没!!」(モロボシ・ダンの声)
  • 小学館「幼稚園」1971年7月号ソノシート・帰ってきたウルトラマン(郷秀樹)
  • イナズマン ソノシート(コブバンバラ)
  • 東映怪人怪獣大百科 怪人篇(ジェネラル・シャドウの声)
  • 東映まんがまつり・予告編ナレーター(1970年代)
  • 東京ディズニーランド
    • キャプテンEO(ナレーター)
    • シンデレラ城ミステリーツアー(魔法の鏡)
  • CRぱちんこ仮面ライダー ショッカー全滅大作戦(ゾル大佐、黄金狼男)
  • 謙信公祭(第85回・第86回のナレーション、2010年、2011年)
  • 歌舞伎町客引き禁止放送(皇帝ウインドブラストX)

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/14 12:06 UTC (変更履歴
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