マーク・グスタフソン
1980年代半ばからクレイアニメ作家として活動し、ウォルター・マーチ監督作「オズ」(85)やウィル・ビントン監督のクレイアニメ作品「マーク・トゥエインの大冒険」(86)にアニメーターとして参加。CM監督やTVドラマのエピソード監督も手がける一方、自身の監督作「Claymation Easter」(92)や「The PJs」(99)などでカルト的な支持を得て、知る人ぞ知るストップモーションアニメの名匠となる。
アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされたウェス・アンダーソン監督の「ファンタスティック Mr.Fox」(09)では、アニメーション監督などを務めた。ギレルモ・デル・トロと共同監督を務め、誰もが知る名作に新たな命を吹きこんだ「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」(22)で第95回アカデミー長編アニメーション賞を受賞した。