エメラルド・フェネル
英ロンドン出身。幼い頃から女優か作家になることを夢見る。2006年頃からTVドラマや映画に出演しはじめ、映画「アンナ・カレーニナ」(12)や「リリーのすべて」(15)、13年放送開始のBBCドラマ「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」(~17)のレギュラー出演でキャリアを積む。自身もゲスト出演した英国製シットコム「Drifters」(16)で脚本家デビュー。その後サスペンスドラマ「キリング・イヴ Killing Eve」(19)の脚本・製作を手がけ、キャリー・マリガンを主演に迎えた「プロミシング・ヤング・ウーマン」(20)で長編映画監督デビューを果たし、同作で第93回アカデミー脚本賞を受賞した。21年初演のアンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル「シンデレラ」の戯曲も手がけている。ほか、女優としての出演作にTVシリーズ「ザ・クラウン」(19~20)など。