タマラ・コテフスカ

マケドニア共和国(現在の北マケドニア)のプリレプ出身。高校3年生の時に、アメリカ・テネシー州への海外留学奨学金を獲得。帰国後、スコピエのキリル・メトディウス大学演劇芸術学部でドキュメンタリー映画を専攻した。
リューボ・ステファノフと共に、北マケドニアのベキルリヤで3年間を過ごし、野生のミツバチの女性養蜂家についてのドキュメンタリーを撮影した。この映画「ハニーランド 永遠の谷」は、2019年のサンダンス映画祭で3つの賞を受賞し、第92回アカデミー賞で最優秀ドキュメンタリー映画賞と最優秀国際長編映画賞の2部門にノミネートされた。これは「ビフォア・ザ・レイン」(94)に続く、マケドニア映画として2作目のオスカーノミネート作品となった。
23年には、シリア難民がテーマのドキュメンタリー「ザ・ウォーク 少女アマル、8000キロの旅」を発表している。