デボラ・デイビス
若い頃からイギリス王室やイギリス女王の系譜に強い関心を抱き、夜間学校とイースト・アングリア大学で脚本執筆を学びながら、映画「女王陛下のお気に入り」の原作となる脚本「Balance of Power」を執筆する。同脚本は、2008年のラジオドラマ化を経て、ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督のメガホンで「女王陛下のお気に入り」(18)として映画化され、最終稿の共同執筆者であるトニー・マクナマラとともにアカデミー脚本賞にノミネートされた。イギリス国内の舞台やBBCのラジオドラマの脚本を手がけるほか、弁護士、批評家としても活動、ガーディアン紙をはじめイギリスの新聞雑誌に寄稿する。