コニー・ニールセン
デンマーク出身。子どもの頃から母親とともに地元の舞台などに出演し、18歳で渡仏。パリやローマ、ミラノを転々としながら女優、歌手、ダンサーとして活動し、6カ国語を身につける。80年代半ばからコメディ女優としてフランス映画やイタリア映画に登場し、「デス・クルーズ 欲望の嵐」(93)でハリウッドに進出。「ディアボロス 悪魔の扉」(97)や「天才マックスの世界」(98)を経て、リドリー・スコット監督のアカデミー賞受賞作「グラディエーター」(00)でヒロイン役に抜てきされ、国際的な注目を集めた。以降、オリビエ・アサイヤス監督の「デーモンラヴァー」(02)やデンマークの女性監督スサンネ・ビアの「ある愛の風景」(04)などに主演。アクション大作「ワンダーウーマン」(17)では主人公の母ヒッポリタ女王を演じ、続編「ワンダーウーマン 1984」(20)でも同役で続投している。