ケルビン・ハリソン・Jr.
米ルイジアナ州ニューオーリンズの音楽一家に生まれる。名門ニューオーリンズ・センター・フォー・クリエイティブ・アーツでジャズを学ぶ傍ら、ミュージカルの舞台に参加したのをきっかけに俳優を志し、ニューオーリンズ大学では映画を専攻する。「それでも夜は明ける」「エンダーのゲーム」(ともに13)に端役で出演。サンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞した「バース・オブ・ネイション」(16)やトレイ・エドワード・シュルツ監督の心理スリラー「イット・カムズ・アット・ナイト」(17)の演技で注目を集め、シュルツ監督の青春映画「WAVES ウェイブス」(19)では主演を務める。アフリカの戦火の国で生まれ、アメリカの白人夫婦の養子となった少年の内面に迫る「ルース・エドガー」(19)でもタイトルロールを演じた。