ハンネス・ホルム
スウェーデン・ストックホルム近郊のリーディンゲ出身。1981年、俳優として「Inter Rail(原題)」で映画デビュー。以降90年代前半にかけて、モンス・ヘルングレンとともに数本のTVシリーズを企画し、演出も手がけるようになる。95年、ヘルングレンと共同で監督・脚本を務めた初の長編映画「En pa miljonen(英題:One in a Million)」がスウェーデン国内で大ヒット。続くコメディ映画「Adam & Eva(原題)」(97)も同年の観客動員数1位を記録するなど、ヘルングレンとのタッグ作を次々とヒットさせていく。07年の「Underbar och alskad av alla (英題:Wonderful and Loved by All)」で初めて単独でメガホンをとり、続く「青空の背後」(10)は日本でも「スウェーデン映画祭2014」で上映された。12~14年にかけては国民的児童書「Sune」シリーズの映画化3部作で監督・脚本を務め成功に導く。ベストセラー小説を映画化した「幸せなひとりぼっち」(16)は、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。