マーク・レイ
米ニュージャージー州出身のファッションモデル兼フォトグラファー。1984年から4年間、ヨーロッパでヴェルサーチやモスキーノ、ミッソーニといったハイブランドのランウェイに出演。その後、ニューヨークで演技を学び、ウッディ・アレン監督の「セレブリティ」(98)や大ヒットドラマ「SEX AND THE CITY」に出演する。00年代に入りヨーロッパでモデル活動を再開。この頃から写真を撮り始め、06年に帰国してからはニューヨークでフォトグラファーの仕事を本格化させ、カルチャー誌「Dazed & Confused」などで活躍する。一時期、家を持たない独自のライフスタイルを確立し、その様子はモデル時代の友人で映像ディレクターのトーマス・ビルテンゾーンの密着取材によりドキュメンタリー映画「ホームレス ニューヨークと寝た男」(14)として発表された。