ショーン・ベイカー
米インディーズ映画界で活躍するフィルムメーカー。ニューヨーク大学映画学科卒業後、2000年にデビュー作「Four Letter Words(原題)」(00)を発表。監督第4作「チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密」(12・日本劇場未公開)でインディペンデント・スピリット・アワードのロバート・アルトマン賞を受賞する。3台のiPhoneのみで撮影したことで話題を呼んだ「タンジェリン」(15)は同賞で作品賞、監督賞を含む4部門にノミネート。続く「ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)」(17)も高く評価され、ウィレム・デフォーがゴールデングローブ賞などの助演男優賞に軒並みノミネートされるなど広く注目を浴びた。ほぼ全作品で、製作、監督、脚本、撮影、編集を兼ねている。