ママドゥ・アティエ
モーリタニア出身。6歳のとき、米国に政治亡命した外交官の父に伴って渡米し、ワシントンD.C.近郊で育つ。ニューヨークの演劇学校ウィリアム・エスパー・スタジオで演技を学んだ後、イェール大学演劇学校で芸術修士号を取得し、2014年に卒業。
「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」(15)で映画に初出演し、青春音楽映画「パティ・ケイク$」やブリー・ラーソン監督・主演の「ユニコーン・ストア」(ともに17)、ヒュー・ジャックマン主演作「フロントランナー」(18)などで経験を積む。
TVシリーズでも、70年代後半のニューヨークの音楽シーンを描いた「ゲットダウン」(16〜17)などで活躍。TVミニシリーズ「Oh Jerome, No」(19)では主演を務め、プライムタイムエミー賞にノミネートされた。ほか映画出演作に初主演作「ワインは期待と現実の味」(20)、「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(22)、ヨルゴス・ランティモス監督作「憐れみの3章」(24)など。アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされたピクサーの「マイ・エレメント」では水の青年ウェイド役の声優を務めた。