クリストフ・ガンズ
仏南部アンティーブ出身。早くから映画にのめりこみ、10代の頃に友達と8ミリカメラでサムライ映画やカンフー映画の撮影を始める。70年代終わりには、B級映画の同人誌「Rhesus Zero」を創刊。1980年、パリの高等映画学院で学び、短編「Silver Slime」を監督。82年から映画雑誌「Starfix」を創刊・運営していたが、ホラーオムニバス「ネクロノミカン」(93)で商業映画監督デビューを果たす。
海外でも人気の日本漫画を原作にした「クライング・フリーマン Crying Freeman」(94)や「ジェヴォーダンの獣」(01)で注目を集め、人気ホラーゲームの1作目を完全映画化した「サイレントヒル」(06)でもメガホンをとった。その他の監督・脚本作に、バンサン・カッセルとレア・セドゥが主演を務めた実写版「美女と野獣」(14)など。