クリスティーネ・カウフマン : ウィキペディア(Wikipedia)
クリスティーネ・カウフマン(Christine Kaufmann, 1945年1月11日 - 2017年3月28日)は、オーストリア・シュタイアーマルク州出身のドイツの女優。クリスチーネ・カウフマンの表記もある。
来歴
ドイツ人の父親とフランス人の母親を持つ。子供の頃からバレリーナとしてオペラなどに出演する。7歳のときから映画に出始めた。1958年、映画『幼な心』で主演した。可憐な彼女は清純派美少女スターとして絶大な人気を誇った。
ハリウッドにも進出し期待されたが、『隊長ブーリバ』で共演したアメリカの俳優トニー・カーティスと18歳で結婚し、映画界から一時遠ざかった。カーティスとは2人の娘(ジェイミー・リー・カーティスの異母妹)をもうけたが、1968年に離婚した。その後、本格的に女優に復帰し、現在はドイツのテレビドラマや映画で活躍、また、舞台にも出演している。
自分のコスメティック・ブランドを持っており、美容に関する本も何冊か書いている。
2017年3月28日に白血病のため死去。
主な出演作品
- バラのレースリー Rosen-Resli (1954年) - 原作ヨハンナ・シュピリ
- 幼な心 Die Singenden Engel von Tirol (Sag ja, Mutti) (Kleines Herz in großer Not) (1958年)
- 制服の処女 Mädchen in Uniform (1958年)
- ポンペイ最後の日 The Last Days of Pompeii (1959年)
- 非情の町 Town Without Pity (1961年)
- 基地潜入 The Phony American (1961年)
- 勝負をつけろ Un nommé La Rocca (1961年)
- コンスタンチン大帝 Constantine and the Cross (1961年)
- 隊長ブーリバ Taras Bulba (1962年)
- 地獄道28 Escape from East Berlin (1962年)
- 放浪の剣豪 Swordsman of Siena (1962年)
- ムッシュ・コニャック Wild and Wonderful (Monsieur Cognac) (1964年)
- モルグ街の殺人 Murders in the Rue Morgue (1971年)
- 濡れたウィークエンド/女子学生寮半裸惨殺死体の謎 Enigma rosso (1978年)
- エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々 Egon Schiele - Exzesse (1980年)
- リリー・マルレーン Lili Marleen (1981年)- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督
- 愚か者の日 Tag der Idioten (1981年)
- バグダッド・カフェ Out of Rosenheim (1987年)
- 惑星アルカナル/宇宙からの使者 Es ist nicht leicht ein Gott zu sein (1990年)
外部リンク
- 公式サイト(ドイツ語、英語)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/29 19:44 UTC (変更履歴)
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