草彅剛

人気グループ「SMAP」の元メンバー。91年にデビューして以降、「世界に一つだけの花」(03)、「夜空ノムコウ」(98)などのヒット曲や「SMAP×SMAP」(96~)といったTV番組で国民的な人気を獲得する。グループ活動のほか、個人でも俳優としてTVドラマ「いいひと」(97)、「僕の生きる道」(03)、「僕と彼女と彼女の生きる道」(04)や、映画「黄泉がえり」(02)、「日本沈没」(06)、「僕と妻の1778の物語」(10)などに主演。バラエティ番組「チョナン・カン」(01~10)をきっかけに、チョナン・カン(草彅剛の韓国語読み)の名前で韓国でも活動し、同番組の企画で製作された映画「ホテルビーナス」(04)では流暢な韓国語を披露した。
2016年末にSMAPが解散して以降も個人として活動を続け、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21)やNHK朝ドラ「ブギウギ」(23)などに出演。トランスジェンダー役を務めた主演映画「ミッドナイトスワン」(21)では、第44回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞。作品自体も最優秀作品賞を受賞した。また24年の映画「碁盤斬り」でも第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞している。